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形態による外分泌腺の分類

形態による外分泌腺の分類 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

外分泌腺は導管と分泌部の形態により様々に分類されます。分泌部が管状か胞状か、導管が分岐するかしないかによって名称が変わります。今回は外分泌腺の形態別分類について詳しく解説します。

詳しい解説

分類の基準

外分泌腺は以下の2つの基準で分類されます。

  • 分泌部の形態
  • 管状(tubular):管のような形
  • 胞状(acinar/alveolar):袋のような形
  • 導管の構造
  • 単一(simple):導管が分岐しない
  • 複合(compound):導管が分岐する

主な外分泌腺の形態別分類

種類 特徴 代表例
不分岐単一胞状腺 導管が分岐せず、分泌部が1つの胞状 皮膚の小脂腺
分岐単一胞状腺 導管が分岐せず、分泌部が複数の胞状 皮膚の大脂腺、瞼板腺
不分岐単一管状腺 導管が分岐せず、分泌部が1つの管状 腸腺
コイル状の単一管状腺 導管が分岐せず、分泌部がコイル状 小汗腺(エクリン汗腺)
複合胞状腺 導管が分岐し、分泌部が胞状 乳腺、前立腺、耳下腺
複合管状胞状腺 導管が分岐し、分泌部が管状と胞状の混合 顎下腺、舌下腺、膵臓(外分泌部)

覚えておきたい腺

形態
小汗腺(エクリン汗腺) コイル状の単一管状腺
腸腺 不分岐単一管状腺
耳下腺 複合胞状腺
顎下腺・舌下腺 複合管状胞状腺

絶対に覚えるべきポイント

  • 分類基準は分泌部の形態導管の構造
  • 小汗腺=コイル状の単一管状腺
  • 耳下腺=複合胞状腺
  • 顎下腺・舌下腺=複合管状胞状腺

一問一答

Q1. 外分泌腺の形態分類の基準を2つ挙げてください。

【答え】 A. 分泌部の形態(管状か胞状か)と導管の構造(単一か複合か)

この2つの組み合わせで分類されます。

Q2. 小汗腺(エクリン汗腺)の形態分類は何ですか?

【答え】 A. コイル状の単一管状腺

分泌部がコイル状に巻いた構造をしています。

Q3. 耳下腺の形態分類は何ですか?

【答え】 A. 複合胞状腺

導管が分岐し、分泌部が胞状の構造です。

Q4. 顎下腺と舌下腺の形態分類は何ですか?

【答え】 A. 複合管状胞状腺

導管が分岐し、分泌部が管状と胞状の混合です。

Q5. 腸腺の形態分類は何ですか?

【答え】 A. 不分岐単一管状腺

導管が分岐せず、分泌部が管状の構造です。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

小汗腺(エクリン汗腺)の形態として正しいのはどれか。

a. 複合胞状腺

b. コイル状の単一管状腺

c. 不分岐単一胞状腺

d. 複合管状胞状腺

【解答と解説】 正解:b

小汗腺はコイル状の単一管状腺です。分泌部がコイル状に巻いた特徴的な構造をしています。

問題2(選択問題)

複合胞状腺に分類される腺はどれか。

a. 小汗腺

b. 腸腺

c. 耳下腺

d. 顎下腺

【解答と解説】 正解:c

耳下腺は複合胞状腺です。乳腺、前立腺も複合胞状腺に分類されます。

問題3(選択問題)

顎下腺の形態として正しいのはどれか。

a. 単一管状腺

b. 複合胞状腺

c. 複合管状胞状腺

d. 不分岐単一胞状腺

【解答と解説】 正解:c

顎下腺は複合管状胞状腺です。舌下腺、膵臓(外分泌部)も同様です。

問題4(選択問題)

外分泌腺の形態分類の基準として正しいのはどれか。

a. 分泌物の種類

b. 分泌部の形態と導管の構造

c. 分泌様式

d. 細胞の数

【解答と解説】 正解:b

外分泌腺は分泌部の形態(管状か胞状か)と導管の構造(単一か複合か)によって分類されます。

まとめ

主な外分泌腺の形態早見表

形態分類
小汗腺 コイル状の単一管状腺
腸腺 不分岐単一管状腺
小脂腺 不分岐単一胞状腺
大脂腺・瞼板腺 分岐単一胞状腺
耳下腺・乳腺・前立腺 複合胞状腺
顎下腺・舌下腺・膵臓 複合管状胞状腺

覚え方のコツ

形態分類は複雑ですが、代表的な腺を押さえておけば大丈夫です。

  • 小汗腺 → コイル状
  • 耳下腺 → 複合胞状腺
  • 顎下腺・舌下腺 → 複合管状胞状腺

解剖学を深く学ぶほど、腺の構造の多様性が見えてきます。

#解剖学 #組織学 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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