MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

杯細胞(単細胞腺)

杯細胞(単細胞腺) – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

杯細胞は粘液を分泌する単細胞腺の代表例です。腸や気管の粘膜に存在し、粘膜を保護する重要な役割を果たしています。今回は杯細胞の構造と機能について詳しく解説します。

詳しい解説

杯細胞とは

杯細胞は腸や気管の粘膜に存在する単細胞腺です。単独で粘液(ムチン)を分泌する機能を持っています。

杯細胞の構造

構造 説明
粘液(ムチン)を含んだ分泌小胞 細胞上部に多数存在
粗面小胞体 タンパク質(ムチン前駆体)を合成
ゴルジ装置 分泌物の加工・濃縮
細胞の基底部に押しやられている

杯細胞の名前の由来

細胞の形がワイングラス(ゴブレット、杯)に似ていることから名付けられました。上部が膨らみ、下部が細くなった特徴的な形をしています。

存在部位

部位 上皮の種類
腸管粘膜 単層円柱上皮
気管粘膜 多列線毛上皮
気管支粘膜 多列線毛上皮

組織像での見え方

  • HE染色では白く(または淡く)写る
  • 粘液成分が抜けて空胞状に見えることがある
  • 周囲の細胞と比べて明るく見える

機能

杯細胞が分泌する粘液(ムチン)は以下の機能を持ちます。

  • 粘膜表面を保護
  • 異物(塵、細菌)を吸着
  • 潤滑作用

絶対に覚えるべきポイント

  • 杯細胞は単細胞腺の代表
  • 粘液(ムチン)を分泌
  • 存在部位:腸管粘膜、気管粘膜
  • HE染色では白く見える

一問一答

Q1. 杯細胞は腺の分類上、何に分類されますか?

【答え】 A. 単細胞腺

杯細胞は単独で分泌機能を持つ単細胞腺の代表例です。

Q2. 杯細胞が分泌する物質は何ですか?

【答え】 A. 粘液(ムチン)

ムチンは糖タンパク質で、粘膜を保護し異物を吸着します。

Q3. 杯細胞の核はどこに位置していますか?

【答え】 A. 細胞の基底部

上部に分泌小胞が充満しているため、核は基底部に押しやられています。

Q4. 杯細胞が存在する部位を2つ挙げてください。

【答え】 A. 腸管粘膜、気管粘膜

消化管と気道の粘膜に存在し、粘液を分泌して粘膜を保護しています。

Q5. HE染色で杯細胞はどのように見えますか?

【答え】 A. 白く(淡く)見える

粘液成分が抜けて空胞状に見えることがあります。

Q6. 杯細胞の名前の由来は何ですか?

【答え】 A. 形がワイングラス(杯、ゴブレット)に似ているから

上部が膨らみ、下部が細くなった特徴的な形状をしています。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

単細胞腺として正しいのはどれか。

a. 唾液腺

b. 杯細胞

c. 甲状腺

d. 膵臓

【解答と解説】 正解:b

杯細胞は単独で粘液を分泌する単細胞腺です。唾液腺、甲状腺、膵臓は多細胞腺です。

問題2(選択問題)

杯細胞について正しいのはどれか。

a. 酵素を分泌する

b. ホルモンを分泌する

c. 粘液を分泌する

d. 消化液を分泌する

【解答と解説】 正解:c

杯細胞は粘液(ムチン)を分泌します。ムチンは糖タンパク質で、粘膜を保護する機能があります。

問題3(選択問題)

杯細胞の核が基底部に位置する理由として正しいのはどれか。

a. 分裂を行うため

b. 分泌小胞が上部に充満しているため

c. 栄養を吸収するため

d. 線毛運動を行うため

【解答と解説】 正解:b

杯細胞の上部には粘液を含んだ分泌小胞が多数存在するため、核は基底部に押しやられています。

問題4(選択問題)

杯細胞が存在しない部位はどれか。

a. 小腸

b. 大腸

c. 気管

d. 肺胞

【解答と解説】 正解:d

肺胞は単層扁平上皮で覆われており、杯細胞は存在しません。杯細胞は腸管粘膜や気道粘膜に存在します。

まとめ

杯細胞の特徴早見表

項目 内容
分類 単細胞腺
分泌物 粘液(ムチン)
存在部位 腸管粘膜、気管・気管支粘膜
核の位置 基底部
HE染色 白く見える

覚え方のコツ

「杯(さかずき)から粘液」と覚えましょう。

  • 杯細胞 = ゴブレット(杯)の形
  • 単細胞腺 = 1個の細胞が腺として機能
  • 粘液(ムチン)= 粘膜保護と異物吸着

組織像で白く見える細胞があったら杯細胞を疑いましょう。

#解剖学 #組織学 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次