MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

遺伝子発現

遺伝子発現 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

遺伝子発現とは、遺伝子の情報がタンパク質として発現する過程です。セントラルドグマ(DNA→mRNA→タンパク質)の流れと、遺伝子発現の調節について理解しましょう。

詳しい解説

遺伝子発現とは

遺伝子発現とは、遺伝子の情報がタンパク質として発現する過程です。DNAに記録された遺伝情報が、実際に機能するタンパク質になる一連の流れを指します。

セントラルドグマ(中心教義)

遺伝情報の流れを示す基本原理です。

DNA → mRNA → タンパク質

転写 翻訳

過程 場所 内容
転写 核内 DNA → mRNA
翻訳 細胞質(リボソーム) mRNA → タンパク質

遺伝子発現の流れ

1. 転写(Transcription)

  • 場所:核内
  • 酵素:RNAポリメラーゼ
  • 内容:DNAの遺伝情報をmRNAに写し取る

2. 翻訳(Translation)

  • 場所:細胞質(リボソーム)
  • 関与するRNA:mRNA、tRNA、rRNA
  • 内容:mRNAの情報をもとにアミノ酸を連結し、タンパク質を合成

遺伝子発現の調節

すべての細胞が同じDNAを持っていますが、発現する遺伝子は細胞ごとに異なります。

調節機構

  • 転写因子:特定の遺伝子の転写を促進または抑制
  • プロモーター:転写開始を制御する領域
  • エンハンサー:転写を促進する領域
  • サイレンサー:転写を抑制する領域

エピジェネティクス

DNA配列の変化なしに遺伝子発現を調節する機構です。

  • DNAメチル化:遺伝子発現を抑制
  • ヒストン修飾:クロマチン構造を変化させ発現を調節

細胞分化と遺伝子発現

同じDNAを持つ細胞が異なる細胞に分化するのは、発現する遺伝子が異なるためです。

例:

  • 筋肉細胞:筋収縮に関わる遺伝子が発現
  • 神経細胞:神経伝達に関わる遺伝子が発現
  • 肝細胞:代謝に関わる遺伝子が発現

遺伝子発現異常と疾患

遺伝子発現の異常は様々な疾患の原因となります。

  • がん:がん遺伝子の過剰発現、がん抑制遺伝子の発現低下
  • 遺伝病:特定の遺伝子の変異

絶対に覚えるべきポイント

  • セントラルドグマ:DNA→mRNA→タンパク質
  • 転写:DNA→mRNA(核内)
  • 翻訳:mRNA→タンパク質(リボソーム)
  • 遺伝子発現の調節:転写因子、エピジェネティクス
  • 同じDNAでも発現遺伝子は細胞により異なる

一問一答

Q1. 遺伝子発現とは何ですか?

【答え】 A. 遺伝子の情報がタンパク質として発現する過程

転写と翻訳を経てタンパク質が合成されます。

Q2. セントラルドグマの流れを説明してください。

【答え】 A. DNA→mRNA→タンパク質

転写で mRNA が作られ、翻訳でタンパク質が合成されます。

Q3. 転写と翻訳の違いは何ですか?

【答え】 A. 転写はDNA→mRNA(核内)、翻訳はmRNA→タンパク質(リボソーム)

場所と産物が異なります。

Q4. すべての細胞が同じDNAを持つのに、なぜ異なる細胞になるのですか?

【答え】 A. 発現する遺伝子が細胞ごとに異なるから

遺伝子発現の調節により、細胞の種類が決まります。

Q5. エピジェネティクスとは何ですか?

【答え】 A. DNA配列の変化なしに遺伝子発現を調節する機構

DNAメチル化やヒストン修飾などがあります。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

セントラルドグマの流れとして正しいのはどれか。

a. mRNA → DNA → タンパク質

b. DNA → mRNA → タンパク質

c. タンパク質 → mRNA → DNA

d. DNA → タンパク質 → mRNA

【解答と解説】 正解:b

セントラルドグマはDNA→mRNA→タンパク質という遺伝情報の流れです。

問題2(選択問題)

翻訳が行われる場所として正しいのはどれか。

a. 核内

b. ミトコンドリア

c. リボソーム

d. ゴルジ装置

【解答と解説】 正解:c

翻訳はリボソーム(細胞質)で行われます。転写は核内で行われます。

問題3(○×問題)

すべての細胞で同じ遺伝子が発現している。

【解答と解説】 正解:×

すべての細胞が同じDNAを持っていますが、発現する遺伝子は細胞ごとに異なります。

問題4(選択問題)

DNAメチル化の効果として正しいのはどれか。

a. 遺伝子発現を促進する

b. 遺伝子発現を抑制する

c. DNA複製を促進する

d. DNA複製を抑制する

【解答と解説】 正解:b

DNAメチル化は一般的に遺伝子発現を抑制する効果があります。

問題5(穴埋め問題)

(   )は核内で行われ、(   )はリボソームで行われる。

【解答と解説】 正解:転写、翻訳

転写(DNA→mRNA)は核内、翻訳(mRNA→タンパク質)はリボソームで行われます。

まとめ

セントラルドグマ

過程 場所 内容 酵素/構造
転写 核内 DNA→mRNA RNAポリメラーゼ
翻訳 リボソーム mRNA→タンパク質 リボソーム

遺伝子発現の調節

機構 効果
転写因子 転写を促進/抑制
DNAメチル化 発現を抑制
ヒストン修飾 クロマチン構造を変化

#解剖学 #遺伝 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次