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つむぐ指圧治療室 相模大野

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ホメオスタシスについて正しいのはどれか

問題

ホメオスタシスについて正しいのはどれか。

  1. 1日の尿量は成人で約400mLである。
  2. 血液のpHは約7.4である。
  3. 細胞外液の浸透圧は3%食塩水に等しい。
  4. 細胞内液は体液の約15%を占める。

解答: 2(血液のpHは約7.4である。)

解説

  1. 誤り。1日の尿量は成人で約1,500mLである。1日に約1.5Lの尿が排泄される。約400mLは乏尿に相当する異常値である。
  1. 正しい。血液のpHは約7.4に維持されている。体液のpHは7.35〜7.45(7.40±0.05)と非常に狭い範囲に一定に保たれている。これは生体の酸塩基平衡によるもので、緩衝系や呼吸・腎臓の調節機構が協調的に働いている。pHが7より高いためアルカリ性(弱アルカリ性)に属する。
  1. 誤り。細胞外液の浸透圧は0.9%食塩水(生理食塩水)に等しく、約290mOsm/Lである。3%食塩水は高張液であり、正常値とは大きく異なる。
  1. 誤り。細胞内液は体液の約2/3(体重の約40%)を占める。約15%は細胞外液中の間質液の体重比に相当する値である。体液の約3分の2(体重の約40%)は細胞の中にある。

ポイント

  • ホメオスタシスの代表的数値: pH 7.4、尿量約1.5L/日、浸透圧約290mOsm/L(=0.9%食塩水)
  • 覚え方のコツ: 「生理食塩水は0.9%」→「ク(0.9)リーンな塩水」と語呂で覚える。3%は高張液で別物
  • 関連知識: ホメオスタシスは「フィードバック調節機構」によって維持される
  • よくある間違い: 生理食塩水の濃度0.9%と3%を混同する。0.9%が等張、3%は高張である
ホメオスタシスの指標 正常値 本問の誤り選択肢
血液のpH 7.35〜7.45(約7.4)
1日の尿量 約1,500mL(1.5L) 約400mL(乏尿の値)
体液の浸透圧 約290mOsm/L(0.9%食塩水相当) 3%食塩水(高張液)
細胞内液の割合 体液の約2/3(体重の約40%) 体液の約15%(間質液の値)
体液量 体重の約60%

表: ホメオスタシスに関する主要数値

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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