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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視覚情報の伝達に関与しないのはどれか

問題

視覚情報の伝達に関与しないのはどれか。

  1. 視細胞
  2. 色素細胞
  3. 双極細胞
  4. 神経節細胞

解答: 2(色素細胞)

解説

  1. 正しい。視細胞(杆体細胞・錐体細胞)は光を受容して電気信号に変換する光受容細胞であり、視覚情報伝達の出発点である。
  1. 誤り。色素細胞(網膜色素上皮細胞)は視細胞の外側に位置し、散乱光の吸収、視細胞への栄養供給、ロドプシン再生のためのレチナール代謝などの支持的役割を果たす。視覚情報の伝達経路(視細胞→双極細胞→神経節細胞)には直接含まれない。色素上皮の機能は視覚に不可欠であるが、情報の「伝達」そのものには関与しない。
  1. 正しい。双極細胞は網膜内の介在ニューロンであり、視細胞から受け取った信号を神経節細胞に伝達する。視覚情報の縦方向の伝達を担う。
  1. 正しい。神経節細胞は網膜の最終出力ニューロンであり、その軸索が集まって視神経(第II脳神経)を形成する。活動電位を発生して視覚情報を脳に送る。

ポイント

網膜の情報伝達経路は「視細胞→双極細胞→神経節細胞→視神経」であり、色素上皮細胞は支持細胞である。

  • 覚え方のコツ: 「視・双・節(し・そう・せつ)→視神経」で伝達経路を覚える。色素細胞は「裏方(支持)」であり、情報伝達の「表舞台」には出ないと覚える。
  • 関連知識: 網膜色素上皮の障害は加齢黄斑変性症の一因である。色素上皮はメラニンを含み、入射光の散乱を防いで視覚の鮮明度を維持する。
  • よくある間違い: 色素細胞を「色覚に関与する」と誤解しやすい。色覚を担うのは錐体細胞であり、色素上皮細胞は支持的な機能のみを担う。
  • 教科書では「b.視覚の受容器と伝導路」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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