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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視覚機能に関与しない細胞はどれか

問題

視覚機能に関与しない細胞はどれか。

  1. 杆状体細胞
  2. 錐状体細胞
  3. 有毛細胞
  4. 双極細胞

解答: 3(有毛細胞)

解説

  1. 正しい。杆状体細胞(杆体細胞)はロドプシン(視紅)を含む光受容細胞で、暗所視(明暗の識別)に関与する。網膜周辺部に約1億2000万個分布する。
  1. 正しい。錐状体細胞(錐体細胞)は色覚に関与する光受容細胞で、赤・緑・青の3種類がある。黄斑部の中心窩に密集する。
  1. 誤り。有毛細胞は内耳の蝸牛(コルチ器)や前庭器官(卵形嚢・球形嚢・半規管)に存在する聴覚・平衡覚の受容細胞であり、視覚機能には全く関与しない。音や振動、加速度といった機械的刺激を電気信号に変換する細胞であり、光受容には無関係である。
  1. 正しい。双極細胞は網膜内で視細胞(杆体・錐体)から神経節細胞へ信号を中継する介在ニューロンで、視覚情報伝達に不可欠である。

ポイント

有毛細胞は内耳の聴覚・平衡覚の受容細胞であり、網膜の視覚系細胞とは全く別のカテゴリーである。

  • 覚え方のコツ: 「有毛細胞は耳の中の毛」→内耳に存在する細胞であり、眼(視覚)とは無関係と覚える。杆体・錐体・双極細胞はすべて網膜の細胞である。
  • 関連知識: 有毛細胞は聴覚(蝸牛のコルチ器)だけでなく平衡感覚(前庭の耳石器、半規管の膨大部稜)にも共通する受容細胞である。
  • よくある間違い: 双極細胞を「視覚に関与しない」と誤解しやすいが、双極細胞は視細胞と神経節細胞を結ぶ重要な中継ニューロンである。
  • 教科書では「b.視覚の受容器と伝導路」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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