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つむぐ指圧治療室 相模大野

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網膜で明暗を感じる細胞はどれか

問題

網膜で明暗を感じる細胞はどれか。

  1. 錐状体細胞
  2. 杆状体細胞
  3. 双極細胞
  4. アマクリン細胞

解答: 2(杆状体細胞)

解説

  1. 誤り。錐状体細胞(錐体細胞)は明所視と色覚に関与する視細胞であり、赤・緑・青の3種類がある。黄斑部(中心窩)に密集し、視力の中心を担う。
  1. 正しい。杆状体細胞(杆体細胞)は網膜に存在する視細胞で、光に対する感度が極めて高く、明暗の識別(暗所視)を担う。感光色素としてロドプシン(視紅)を含み、わずかな光でも反応する。網膜の周辺部に多く分布し、約1億2000万個と錐体(約600万個)より圧倒的に多い。色覚には関与しない。
  1. 誤り。双極細胞は視細胞(杆体・錐体)と神経節細胞の間で信号を中継する介在ニューロンであり、光の受容機能は持たない。
  1. 誤り。アマクリン細胞は網膜の介在ニューロンで、双極細胞から神経節細胞への信号伝達を調節し、側方抑制やコントラスト強調に関与する。

ポイント

杆体細胞=暗所視(明暗)・ロドプシン、錐体細胞=明所視(色覚)と明確に区別する。

  • 覚え方のコツ: 「杆(かん)体は暗(かん=暗)所で働く」→「かん」の音で杆体と暗所を結びつける。錐体は「すい(錐)っと色を見る」で色覚と対応させる。
  • 関連知識: 網膜の細胞層構造は、外側から視細胞層(杆体・錐体)→外網状層→双極細胞→内網状層→神経節細胞→視神経の順である。光は内側(硝子体側)から入り、視細胞層で受容される。
  • よくある間違い: 錐体と杆体の機能を逆にする誤りが多い。「杆体=暗・多い・周辺」「錐体=明・色・中心」と3つのキーワードで整理する。
  • 教科書では「b.視覚の受容器と伝導路」の範囲に該当する。
視細胞 機能 感光色素 分布
杆体細胞 暗所視(明暗) ロドプシン 周辺部 約1億2000万
錐体細胞 明所視(色覚) 3種のオプシン 中心窩に密集 約600万

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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