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つむぐ指圧治療室 相模大野

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感覚と感覚受容器との組み合わせで誤っているのはどれか

問題

感覚と感覚受容器との組み合わせで誤っているのはどれか。

  1. 視覚 – 錐状体細胞
  2. 聴覚 – 有毛細胞(コルチ器)
  3. 平衡感覚 – 有毛細胞(膨大部稜)
  4. 痛覚 – ルフィニ終末

解答: 4(痛覚 – ルフィニ終末)

解説

  1. 正しい。錐状体細胞(錐体細胞)は網膜に存在する視覚受容器であり、赤・緑・青の3種類があり色覚と明所視を担う。杆体細胞も視覚受容器であるが暗所視を担う。
  1. 正しい。コルチ器(蝸牛内)の有毛細胞は音波の振動を電気信号に変換する聴覚受容器である。内有毛細胞が求心性信号の主体を担う。
  1. 正しい。膨大部稜の有毛細胞は半規管の膨大部に位置し、内リンパの流れを感知して回転加速度を感受する平衡感覚受容器である。
  1. 誤り。痛覚の受容器は自由神経終末(侵害受容器)であり、ルフィニ終末ではない。ルフィニ終末は皮膚の伸展や温覚に関与する被包性の機械受容器である。痛覚受容器は特殊な構造を持たない裸の神経終末であり、侵害性の機械的・化学的・温熱的刺激に反応する。

ポイント

痛覚の受容器は自由神経終末であり、ルフィニ終末は温覚・皮膚伸展の受容器である。

  • 覚え方のコツ: 「痛みは”自由”に感じる→自由神経終末」「ルフィニは”温(ル)ふぃに”→温覚」と名前で対応させる。
  • 関連知識: 有毛細胞は聴覚(コルチ器)と平衡感覚(膨大部稜・平衡斑)の両方に共通する受容細胞である。同じ「有毛細胞」でも所在と機能が異なる点に注意する。
  • よくある間違い: ルフィニ終末と自由神経終末を混同しやすい。ルフィニ終末は被包構造を持つ受容器(温覚・伸展)、自由神経終末は裸の終末(痛覚・温冷覚)と区別する。
  • 教科書では「b.前庭器官と伝導路」の範囲に該当する。
感覚 正しい受容器
視覚 錐体細胞・杆体細胞
聴覚 有毛細胞(コルチ器)
平衡感覚 有毛細胞(膨大部稜・平衡斑)
痛覚 自由神経終末
温覚 ルフィニ終末

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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