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つむぐ指圧治療室 相模大野

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聴覚の受容に関与する細胞はどれか

問題

聴覚の受容に関与する細胞はどれか。

  1. 錐状体細胞
  2. 水平細胞
  3. 有毛細胞
  4. 双極細胞

解答: 3(有毛細胞)

解説

  1. 誤り。錐状体細胞(錐体細胞)は網膜に存在する視細胞で、明所視と色覚に関与する。赤・緑・青の3種類がある。
  1. 誤り。水平細胞は網膜の介在ニューロンで、視細胞間の側方抑制に関与し、コントラストの強調に寄与する。
  1. 正しい。有毛細胞は内耳の蝸牛にあるコルチ器(ラセン器)に存在する聴覚の受容細胞である。音波の振動が基底膜を振動させ、有毛細胞の感覚毛(不動毛)が蓋膜との間で屈曲することで、機械的エネルギーが電気信号に変換される(機械電気変換)。この信号が蝸牛神経を介して大脳側頭葉の聴覚野に伝達される。有毛細胞には内有毛細胞(求心性信号の主体)と外有毛細胞(音の増幅)がある。
  1. 誤り。双極細胞は網膜の介在ニューロンで、視細胞(杆体・錐体)から受け取った信号を神経節細胞に伝達する。

ポイント

聴覚受容器はコルチ器の有毛細胞であり、他の選択肢はすべて網膜(視覚)に関わる細胞である。

  • 覚え方のコツ: 「有毛(ゆうもう)細胞が音を勇猛(ゆうもう)にキャッチ」→聴覚受容=有毛細胞と直結させる。選択肢の錐体・水平・双極はすべて「網膜の住人」と覚える。
  • 関連知識: 有毛細胞は聴覚だけでなく平衡感覚(前庭・半規管)の受容にも関与する。騒音性難聴は有毛細胞の不可逆的損傷が原因である。
  • よくある間違い: 選択肢1・2・4はすべて網膜の細胞であり、聴覚とは無関係である。「内耳の細胞か網膜の細胞か」をまず判別する。
  • 教科書では「b.聴覚器と伝導路」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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