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つむぐ指圧治療室 相模大野

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最も順応しにくい感覚はどれか

問題

最も順応しにくい感覚はどれか。

  1. 触 覚
  2. 痛 覚
  3. 臭 覚
  4. 温 覚

解答: 2(痛 覚)

解説

  1. 誤り。触覚は速順応型受容器(マイスネル小体・パチニ小体)を含むため比較的順応しやすく、持続的な接触刺激にはすぐに慣れる。
  1. 正しい。痛覚は最も順応しにくい感覚である。痛覚は生体防御・警告系として不可欠であり、組織損傷が持続する限り痛みが知覚され続ける必要がある。もし痛覚が順応してしまうと危険な刺激から身を守ることができなくなるため、進化的に順応しにくい特性が備わっている。痛覚の受容器である自由神経終末は順応性がほとんどなく、むしろ炎症などにより感作(過敏化)が生じることがある。
  1. 誤り。嗅覚は比較的順応しやすい感覚であり、同じ臭いに継続的に曝されると感受性が急速に低下する。
  1. 誤り。温覚も中程度の順応性があり、一定温度の環境に対しては時間とともに温度感覚が減弱する。

ポイント

痛覚は生体防御に不可欠であるため最も順応しにくい感覚であり、持続する組織損傷に対して警告を発し続ける。

  • 覚え方のコツ: 「痛みに慣れたら命に関わる」→痛覚は順応しにくい。順応しやすい感覚は「嗅覚・触覚・温度覚」であり、特に嗅覚と触覚(速順応型受容器)は順応が速い。
  • 関連知識: 問867・879・881(痛覚の順応)と繰り返し出題される最頻出テーマである。痛覚の順応しにくさは生体警告系としての機能と直結しており、問872(屈曲反射と生体警告系)とも関連する。
  • よくある間違い: 嗅覚を「順応しにくい」と誤答しやすい。嗅覚は実際には順応しやすく、同じ匂いの部屋にいるとすぐに感じなくなる日常経験を思い出すとよい。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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