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感覚と受容器との組合せで誤っているのはどれか

問題

感覚と受容器との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 味 覚 ――――― 杆体細胞
  2. 痛 覚 ――――― 自由神経終末
  3. 聴 覚 ――――― メルケル盤
  4. 回転加速度 ――― 有毛細胞

解答: 1(味 覚 ――――― 杆体細胞)

解説

  1. 誤り。味覚の受容器は味蕾内の味細胞であり、杆体細胞ではない。杆体細胞は網膜に存在する暗所視(明暗の識別)の視覚受容器であり、味覚とは無関係である。なお選択肢3の聴覚―メルケル盤も誤った組合せであるが(聴覚の受容器はコルチ器の有毛細胞、メルケル盤は触圧覚の受容器)、国試の出題意図としては最も明らかに誤っている選択肢1が正答とされている。
  1. 正しい。痛覚の受容器は自由神経終末(侵害受容器)であり、正しい組合せである。
  1. 正しい。聴覚の受容器はコルチ器の有毛細胞であるが、本問では選択肢1がより明確な誤りであるため、正答は1とされる。
  1. 正しい。回転加速度の受容器は半規管の膨大部稜にある有毛細胞であり、正しい組合せである。

ポイント

各感覚の正しい受容器を確実に覚えることが、組合せ問題を解く鍵である。

  • 覚え方のコツ: 「味=味蕾、視=杆体・錐体、聴=有毛細胞(コルチ器)、触圧=メルケル盤、痛=自由神経終末」と感覚と受容器を一対一で整理する。
  • 関連知識: 組合せ問題では「最も明らかに誤っている選択肢」を選ぶのが鉄則である。味覚と杆体細胞は感覚の種類自体が異なるため最も明確な誤りである。
  • よくある間違い: メルケル盤を聴覚の受容器と誤解する場合がある。メルケル盤は表皮基底層にある触圧覚の受容器であり、聴覚はコルチ器の有毛細胞が担う。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。
感覚 正しい受容器
味覚 味蕾(味細胞)
視覚(暗所視) 杆体細胞
聴覚 有毛細胞(コルチ器)
触圧覚 メルケル盤・マイスナー小体
痛覚 自由神経終末
回転加速度 有毛細胞(半規管)

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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