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つむぐ指圧治療室 相模大野

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二点弁別の最も鋭敏な部位はどれか

問題

二点弁別の最も鋭敏な部位はどれか。

  1. 口唇
  2. 背部
  3. 上腕
  4. 下腿

解答: 1(口唇)

解説

  1. 正しい。二点弁別閾は口唇や指先で最も小さく(約2〜5mm)、感覚が最も鋭敏である。これは体性感覚野(中心後回)における口唇や指先の感覚領域が大きく(ペンフィールドのホムンクルス)、触覚受容器の密度が高い(受容野が小さい)ためである。口唇は食物の確認や発語に際して高い空間分解能が必要な部位である。
  1. 誤り。背部は二点弁別閾が約60〜70mmと大きく、感覚の鋭敏さは最も低い部位の一つである。
  1. 誤り。上腕は二点弁別閾が約40〜50mmであり、口唇と比べ著しく鈍い。
  1. 誤り。下腿は二点弁別閾が約40〜50mmであり、口唇とは大きな差がある。

ポイント

二点弁別閾が小さい(鋭敏な)部位は指先・口唇・舌であり、大きい(鈍い)部位は背部・大腿である。

  • 覚え方のコツ: 「指と唇で点字を読む→繊細な識別力」→指先・口唇=二点弁別が鋭敏と覚える。問844と同テーマであり、選択肢が指先か口唇かで正答が変わる。
  • 関連知識: ペンフィールドの感覚ホムンクルスでは口唇・手指・舌の領域が他の体部位に比べて極めて大きく描かれており、これは二点弁別閾の小ささと対応する。
  • よくある間違い: 「鋭敏=閾値が大きい」と混同しやすい。鋭敏=閾値が小さい(少ない距離で弁別可能)が正しい関係である。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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