問題
皮膚の感覚点で最も密度の高いのはどれか。
- 触圧点
- 温点
- 冷点
- 痛点
解答: 4(痛点)
解説
- 誤り。触圧点は全身で約50万個であり、痛点の約200〜400万個と比べて少ない。
- 誤り。温点は全身で約3万個と4種の感覚点の中で最も少なく、密度が最も低い。
- 誤り。冷点は全身で約25万個であり、温点より多いが痛点よりは少ない。冷点は温点より数が多い。
- 正しい。皮膚の感覚点の中で最も密度が高いのは痛点であり、全身で約200〜400万個存在する。痛点の密度は1cm²あたり約100〜200個にのぼる。これは痛覚が生体防御において最も重要な感覚であり、侵害刺激を見逃さないための配置と考えられる。受容器は自由神経終末である。
ポイント
感覚点の密度は「痛点 > 触圧点 > 冷点 > 温点」の順であり、痛点が圧倒的に多い。
- 覚え方のコツ: 「痛い(いたい)のは一番大事(いちばんおおい)」→生体防御に最も重要な痛点が最多。温点は「温(おん)→穏やか→少ない」で最少と覚える。
- 関連知識: 温度感覚では冷点の数が温点より多い(冷点>温点)。痛点の受容器は自由神経終末であり、順応しにくい(痛覚は生体警告系のため順応が遅い)。
- よくある間違い: 触圧点が最多と思いがちであるが、痛点が最も密度が高い。温点と冷点の大小関係(冷点>温点)も混同しやすい。
- 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。
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