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つむぐ指圧治療室 相模大野

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骨格筋について誤っているのはどれか

問題

骨格筋について誤っているのはどれか。

  1. 一回の活動電位による収縮を単収縮という。
  2. 持続的収縮を一般的に強縮という。
  3. 収縮を繰り返した後、刺激しても収縮しなくなることを筋の疲労という。
  4. 筋の両端を固定した状態で生じる収縮を等張性収縮という。

解答: 4(筋の両端を固定した状態で生じる収縮を等張性収縮という。)

解説

  1. 正しい。一回の活動電位によって生じる短時間の収縮を単収縮(twitch)という。単収縮は潜伏期・収縮期・弛緩期の3相からなり、骨格筋収縮の最小単位である。
  1. 正しい。高頻度の刺激により単収縮が時間的に加重し、融合して持続的な収縮となる状態を強縮(tetanus)という。不完全強縮と完全強縮に分類される。
  1. 正しい。強縮の持続などにより収縮を繰り返した後、刺激しても収縮力が低下し収縮しなくなる状態を筋疲労という。ATP枯渇、乳酸蓄積、グリコーゲン枯渇などが原因となる。
  1. 誤り。筋の両端を固定した状態で生じる収縮は等尺性収縮(アイソメトリック)であり、等張性収縮ではない。等尺性収縮では筋長は変化せず張力のみが発生する。等張性収縮(アイソトニック)は張力が一定のまま筋長が変化する収縮であり、関節運動を伴う。

ポイント

等尺性収縮は「長さ一定・張力変化」、等張性収縮は「張力一定・長さ変化」であり、名称と定義の対応を正確に覚えることが最重要である。

  • 覚え方のコツ: 「尺=長さ」→等尺性=長さが等しい(一定)→筋長不変。「張=張力」→等張性=張力が等しい(一定)→張力不変。漢字の意味から直接対応づけられる。
  • 関連知識: 壁を押す動作は等尺性収縮の典型例であり、ダンベルの上げ下げは等張性収縮の典型例である。リハビリテーション医学でも頻出の概念である。
  • よくある間違い: 「等尺性」と「等張性」の定義を逆に覚えてしまうケース。漢字の意味に立ち返って整理すると混同を防げる。
  • 教科書では「b.等張性収縮と等尺性収縮」の範囲に該当する。
収縮様式 筋長 張力 具体例
等尺性収縮(アイソメトリック) 一定(不変) 変化する 壁を押す、腕相撲で拮抗
等張性収縮(アイソトニック) 変化する 一定(不変) ダンベル挙上、歩行

表: 等尺性収縮と等張性収縮の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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