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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳波とそれが現れやすい時期との組合せで正しいのはどれか

問題

脳波とそれが現れやすい時期との組合せで正しいのはどれか。

  1. α波―――睡眠時
  2. β波―――精神活動時
  3. δ波―――感覚刺激時
  4. θ波―――安静閉眼時

解答: 2(β波―――精神活動時)

解説

  1. 誤り。α波(8-13Hz)は安静閉眼時に後頭部優位に出現する脳波であり、睡眠時ではない。開眼や精神活動によりα波が消失(α波の抑制、α blocking)することが特徴である。
  1. 正しい。β波(13-30Hz)は精神活動時、集中時、開眼時、感覚刺激時に出現する高周波の脳波である。覚醒度と脳波の周波数は相関しており、覚醒度が高いほど高周波成分が増加する。β波は前頭部から中心部にかけて出現しやすい。精神活動時にα波が消失してβ波に置き換わる現象をα波の脱同期化という。
  1. 誤り。δ波(0.5-4Hz)は深い睡眠(ノンレム睡眠のステージ3-4)に出現する最も低周波の徐波であり、感覚刺激時ではない。
  1. 誤り。θ波(4-8Hz)は浅い睡眠時やうとうとした状態(入眠期)で出現する脳波であり、安静閉眼時ではない。安静閉眼時に出現するのはα波である。

ポイント

脳波の周波数は覚醒度と対応し、β波(精神活動時)>α波(安静閉眼時)>θ波(うとうと)>δ波(深い睡眠)の順に低周波となる。

  • 覚え方のコツ: 周波数の高い順に「ベ(β)ータ・ア(α)ルファ・シ(θ)ータ・デ(δ)ルタ」→「ベアシデ」と覚え、覚醒度も同じ順で下がると対応づける。
  • 関連知識: レム睡眠時にはβ波に似た低振幅速波が出現し、脳が活発に活動している状態を反映する。このためレム睡眠は「逆説睡眠」とも呼ばれる。
  • よくある間違い: α波を「睡眠時の脳波」と誤解しやすいが、α波は覚醒状態で安静・閉眼時に出現する脳波である。睡眠時に出現するのはθ波やδ波である。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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