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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳波について誤っている記述はどれか

問題

脳波について誤っている記述はどれか。

  1. α、β、θ、∂波の順で周波数は低くなる。
  2. てんかんの診断に必要である。
  3. 棘波(スパイク)は異常脳波である。
  4. ノンレム睡眠時には徐波がみられる。

解答: 1(α、β、θ、∂波の順で周波数は低くなる。)

解説

  1. 正しい。脳波の周波数が高い順に並べると、β波(14Hz以上)→α波(8〜13Hz)→θ波(4〜7Hz)→δ波(4Hz未満)となる。設問の「α、β、θ、δ波の順で低くなる」はαとβの順序が逆であり、正しくはβ、α、θ、δの順である。β波が最も速い脳波であることが重要なポイントである。
  1. 誤り。脳波検査はてんかんの診断において不可欠な検査であり、発作間欠期にも異常脳波を検出できる。
  1. 誤り。棘波(スパイク)はてんかん性放電などで見られる異常脳波の代表的パターンであり、正常脳波には出現しない。
  1. 誤り。ノンレム睡眠の深い段階(ステージ3・4)では高振幅の徐波(δ波)が出現し、深睡眠(徐波睡眠)と呼ばれる。

ポイント

脳波の周波数は「β>α>θ>δ」の順であり、α波が最高ではない。

  • 覚え方のコツ: 「ベータあるシータでる(β・α・θ・δ)」と語呂で覚える。周波数の高い方から順にギリシャ文字の順序通りではないことに注意。α波は安静閉眼時、β波は精神活動時に出現する。
  • 関連知識: レム睡眠中の脳波はβ波に近い低振幅速波で、脳が活発に活動している。脳波はてんかん・脳死判定・睡眠障害の診断に用いられる。
  • よくある間違い: αとβの順序を逆にしてしまう誤り。α波が「基本」的な脳波であるため最も高い周波数と誤解しやすい。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。
脳波 周波数 出現時の状態
β波 14Hz以上 精神活動時・開眼時
α波 8〜13Hz 安静閉眼時
θ波 4〜7Hz 浅い睡眠・うとうと
δ波 4Hz未満 深い睡眠(ノンレム睡眠)

表: 脳波の種類と特徴

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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