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つむぐ指圧治療室 相模大野

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健康成人のレム睡眠について誤っている記述はどれか

問題

健康成人のレム睡眠について誤っている記述はどれか。

  1. 眼球が急速に動く。
  2. 心拍や呼吸が乱れる。
  3. 一夜に約20 回発生する。
  4. 夢を見ていることが多い。

解答: 3(一夜に約20 回発生する。)

解説

  1. 正しい。レム睡眠の名称はRapid Eye Movement(急速眼球運動)に由来し、睡眠中に眼球が急速に動くことが最大の特徴である。
  1. 正しい。レム睡眠中は自律神経活動が不安定となり、心拍や呼吸が不規則になる。血圧も変動しやすく、交感神経活動が亢進する時期がある。
  1. 誤り。レム睡眠は一夜の睡眠中に約4〜5回出現する。ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分周期で交代し、7〜8時間の睡眠で4〜5サイクル繰り返される。約20回は明らかに過大な数値であり誤りである。後半の睡眠ほどレム睡眠の持続時間が長くなる傾向がある。
  1. 正しい。レム睡眠中に覚醒させると約80%の被験者が夢を報告する。ノンレム睡眠中にも夢を見ることはあるが頻度は低い。

ポイント

レム睡眠は約90分周期で一夜に4〜5回出現し、急速眼球運動・低振幅速波(脳波)・自律神経の不安定・夢を特徴とする。

  • 覚え方のコツ: 「レム=90分周期で4〜5回」と数字をセットで覚える。「REMのR=Rapid=急速眼球運動」で名称の由来も押さえる。
  • 関連知識: レム睡眠中は骨格筋の緊張が著しく低下する(筋弛緩)。脳波は覚醒時に類似した低振幅速波を示すため「逆説睡眠」とも呼ばれる。問664もレム睡眠の出題である。
  • よくある間違い: レム睡眠とノンレム睡眠の特徴を逆に覚えてしまうことがある。「レム=脳は活発(夢)・体は弛緩」「ノンレム=脳も体も休息」と整理する。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。
特徴 レム睡眠 ノンレム睡眠
眼球運動 急速眼球運動あり なし
脳波 低振幅速波(覚醒様) 高振幅徐波
筋緊張 著しく低下 維持
自律神経 不安定 安定
多い(約80%) 少ない
出現回数 一夜に4〜5回 レム間の期間

表: レム睡眠とノンレム睡眠の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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