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つむぐ指圧治療室 相模大野

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日内(概日)リズムに関して日中よりも夜間に起こる現象はどれか

問題

日内(概日)リズムに関して日中よりも夜間に起こる現象はどれか。

  1. 体温の上昇
  2. 血圧の上昇
  3. 副交感神経活動の亢進
  4. 副腎髄質ホルモンの分泌亢進

解答: 3(副交感神経活動の亢進)

解説

  1. 誤り。体温は日中に高く(午後2〜6時がピーク)、夜間から早朝にかけて低下する。夜間に上昇するのは誤りである。
  1. 誤り。血圧は日中の活動時に高く、夜間の睡眠時に低下する(ディッパー型)。夜間に上昇するのは誤りである。
  1. 正しい。夜間は交感神経活動が低下し、代わりに副交感神経活動が亢進する。これにより心拍数の減少、血圧の低下、消化管運動の促進、瞳孔の縮小など「安静・休息」モードの状態となる。概日リズム(サーカディアンリズム)の中枢は視床下部の視交叉上核にあり、光刺激を受けて約24時間周期のリズムを生成する。
  1. 誤り。副腎髄質ホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリン)は交感神経活動に連動して日中に分泌が多く、夜間には減少する。

ポイント

夜間は副交感神経優位となり、安静・休息の状態に移行する。概日リズムの中枢は視交叉上核である。

  • 覚え方のコツ: 「昼=交感神経=活動モード」「夜=副交感神経=休息モード」と覚える。体温・血圧・カテコールアミンはすべて日中に高く夜間に低い。
  • 関連知識: メラトニンは松果体から夜間に分泌が増加し、睡眠を促進する。成長ホルモンは深いノンレム睡眠時に分泌が増加する。コルチゾールは早朝に分泌がピークとなる。
  • よくある間違い: 副腎髄質ホルモンが夜間に増加すると誤解すること。カテコールアミンは交感神経と連動するため日中に多い。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。
生理的指標 日中 夜間
体温 高い 低い
血圧 高い 低い
交感神経活動 亢進 低下
副交感神経活動 低下 亢進
カテコールアミン分泌 多い 少ない
メラトニン分泌 少ない 多い

表: 概日リズムにおける日中と夜間の変化

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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