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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視床下部に調節中枢がないのはどれか

問題

視床下部に調節中枢がないのはどれか。

  1. 体温
  2. 摂食
  3. 姿勢
  4. 体液量

解答: 3(姿勢)

解説

  1. 正しい(視床下部にある)。視床下部の視索前野・前視床下部に体温調節中枢があり、体温のセットポイントを決定する。
  1. 正しい(視床下部にある)。視床下部の外側野(摂食中枢)と腹内側核(満腹中枢)が摂食行動を調節する。
  1. 正しい(視床下部にない)。姿勢の調節中枢は視床下部にはなく、主に小脳、大脳基底核、脳幹(前庭神経核、網様体)が担う。視床下部は自律神経系の最高中枢であり、体温調節・摂食調節・体液量調節・ホルモン分泌調節など内部環境の恒常性維持に関与するが、姿勢という運動機能の調節は含まれない。
  1. 正しい(視床下部にある)。視床下部は浸透圧受容器を有し、視索上核・室傍核からADH(バソプレシン)を分泌して腎臓での水再吸収を調節することで体液量を調節する。

ポイント

視床下部は「恒常性維持の中枢」であり、姿勢のような運動機能の調節は行わない。問題573と同じ論点である。

  • 覚え方のコツ: 視床下部の機能に「姿勢調節は含まれない」→ 「姿勢は小脳が担当」と否定形で覚える。視床下部=内部環境の調節、小脳=運動の調節と大別する。
  • 関連知識: 視床下部の機能に関する問題は頻出であり、問題573(視床下部の機能で誤り=姿勢)、問題583(中脳の機能ではない=摂食→視床下部)と合わせて横断的に学習すると効果的である。
  • よくある間違い: 視床下部が非常に多くの機能を持つため、姿勢調節も含まれると思い込みやすい。視床下部の機能リストに「運動系」は含まれないと明確に理解する。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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