MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

熟練した運動の学習に重要なのはどれか

問題

熟練した運動の学習に重要なのはどれか。

  1. 小 脳
  2. 視 床
  3. 一次運動野
  4. 補足運動野

解答: 1(小 脳)

解説

  1. 正しい。小脳は熟練した運動の学習(運動学習)に極めて重要な役割を果たす。小脳は反復練習により運動のタイミング・力加減・協調性を微調整し、運動を自動化・正確化する。小脳の登上線維と平行線維のシナプスにおける長期抑制(LTD)が運動学習の分子基盤と考えられている。手続き記憶(自転車の乗り方や楽器の演奏など、身体で覚える記憶)の形成にも小脳が深く関与する。
  1. 誤り。視床は嗅覚を除く感覚情報の中継核であり、運動学習の主要部位ではない。
  1. 誤り。一次運動野(中心前回)は随意運動の最終的な指令を脊髄に送る出力部位であり、運動学習そのものの中心ではない。
  1. 誤り。補足運動野は運動の企画・プログラミング(運動の順序や計画の立案)に関与するが、熟練した運動の学習の中心は小脳である。

ポイント

小脳は運動学習の中枢であり、反復練習による運動の自動化と手続き記憶の形成に関与する。

  • 覚え方のコツ: 「小脳=運動の職人」→ 大脳は設計図(企画)を描き、小脳は実際の技術(熟練の技)を磨く。
  • 関連知識: 小脳障害では新しい運動の学習が困難になり、すでに学習した運動の正確性も低下する。前庭動眼反射(VOR)の適応も小脳が担っており、小脳障害では注視方向性眼振が出現する。
  • よくある間違い: 補足運動野も運動に関与するため混同しやすいが、補足運動野は「運動の企画・計画」に関与し、小脳は「運動の学習・微調整」に関与する。
  • 教科書では「H.小脳」の範囲に該当する。
部位 運動における役割
小脳 運動学習・協調・微調整
一次運動野 随意運動の指令出力
補足運動野 運動の企画・プログラミング
運動前野 外部情報に基づく運動の準備
大脳基底核 運動の開始・抑制・筋緊張調節

表: 運動に関わる脳の各部位と役割

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次