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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳幹について誤っている記述はどれか

問題

脳幹について誤っている記述はどれか。

  1. 視床に上行する感覚性神経が通る。
  2. 延髄、小脳および中脳で構成される。
  3. 自律神経機能の中枢がある。
  4. 覚醒に重要な神経回路がある。

解答: 2(延髄、小脳および中脳で構成される。)

解説

  1. 誤り。脳幹内には脊髄視床路などの上行性感覚神経路が通過しており、感覚情報を視床へ中継している。
  1. 正しい。脳幹は延髄・橋・中脳の3つで構成される。小脳は脳幹の背側に位置し、小脳脚を介して橋と連結しているが、脳幹そのものには含まれない。この問題では「小脳」が「橋」の代わりに入っており、これが誤りである。脳幹内には感覚性上行路が通過し、自律神経機能の中枢(循環・呼吸・嚥下など)や網様体賦活系(覚醒維持に重要な神経回路)が存在する。
  1. 誤り。延髄には循環中枢・呼吸中枢・嚥下中枢などの自律神経機能の中枢が存在する。
  1. 誤り。脳幹網様体賦活系(上行性網様体賦活系)は大脳皮質を賦活し、覚醒状態の維持に重要な役割を果たす。

ポイント

脳幹は「延髄・橋・中脳」の3構造で構成され、小脳は含まれない。

  • 覚え方のコツ: 「脳幹=えん(延髄)きょう(橋)ちゅう(中脳)」と3文字で覚える。小脳は脳幹の「後ろ」に付いている別構造と整理する。
  • 関連知識: 脳幹は生命維持に必須の中枢が集中しており、脳幹の機能停止は脳死判定の重要な基準となる。間脳(視床・視床下部)は脳幹に含めない分類が一般的である。
  • よくある間違い: 小脳を脳幹に含めてしまう誤り。小脳と橋は密接に連結しているため混同しやすい。
  • 教科書では「G.脳幹」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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