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つむぐ指圧治療室 相模大野

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寿命の最も長い細胞はどれか

問題

寿命の最も長い細胞はどれか。

  1. 赤血球
  2. リンパ球
  3. 神経細胞
  4. 上皮細胞

解答: 3(神経細胞)

解説

  1. 誤り。赤血球の寿命は約120日(約4か月)であり、老化した赤血球は脾臓や肝臓のマクロファージにより破壊される。
  1. 誤り。リンパ球は種類により寿命が大きく異なるが、大部分は数日から数か月で寿命を迎える。ただしメモリーT細胞やメモリーB細胞は数年から数十年生存することもあるが、神経細胞ほど長くはない。
  1. 正しい。神経細胞(ニューロン)は体内で最も寿命が長い細胞であり、基本的に出生後は分裂せず一生涯にわたって機能し続ける。神経細胞は高度に分化した終末分化細胞であり、再生能が極めて低い。そのため、脳卒中や神経変性疾患で失われた神経細胞は原則として回復しない。心筋細胞も長寿命の細胞だが、神経細胞が最長とされる。
  1. 誤り。上皮細胞は細胞回転(ターンオーバー)が速く、消化管上皮は3-5日、皮膚の表皮は約4週間で入れ替わる。

ポイント

神経細胞は出生後に分裂しない終末分化細胞であり、全細胞の中で最も寿命が長い。

  • 覚え方のコツ: 「神経は一生もの」→ 分裂できないから大切にしなければならない。赤血球は「120日で交代」と数字で覚える。
  • 関連知識: 近年、海馬の歯状回や脳室下帯で成体でも神経新生(ニューロジェネシス)が生じることが報告されているが、その量は限定的であり、大部分の神経細胞は再生しない。
  • よくある間違い: リンパ球の中にはメモリー細胞のように長寿命のものがあるため「リンパ球が最長」と誤答しやすいが、メモリー細胞でも寿命は数十年程度であり、一生涯機能する神経細胞より短い。
  • 教科書では「c.反射の種類」の範囲に該当する。
細胞 寿命 特徴
神経細胞 一生涯 終末分化・再生困難
心筋細胞 非常に長い 分裂能はほぼない
赤血球 約120日 無核・脾臓で破壊
血小板 約10日 脾臓で破壊
消化管上皮 3-5日 回転が速い
好中球 数時間-数日 寿命が短い

表: 主な細胞の寿命

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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