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つむぐ指圧治療室 相模大野

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錘内筋線維が伸展されると活動が増える神経線維はどれか

問題

錘内筋線維が伸展されると活動が増える神経線維はどれか。

  1. Ia 群
  2. Ib 群
  3. Ⅱ群
  4. Ⅲ群

解答: 1(Ia 群)

解説

  1. 正しい。錘内筋線維が伸展されると筋紡錘の一次終末(環螺旋終末)が刺激され、Ia群求心性線維の活動が増加する。Ia群線維は最も太い有髄線維(直径12〜20μm、伝導速度70〜120m/s)であり、筋の伸展速度と長さの両方に応答する。脊髄前角のα運動ニューロンに単シナプス性に接続し、伸張反射(膝蓋腱反射など)の求心路となる。
  1. 誤り。Ib群線維はゴルジ腱器官からの求心性線維であり、筋の張力変化を感受する。筋紡錘の伸展には直接応答しない。
  1. 誤り。II群線維は筋紡錘の二次終末(散形終末)からの求心性線維であり、主に静的な筋長の変化を感受する。Ia群ほど速い応答を示さない。
  1. 誤り。III群線維は細い有髄線維(Aδ線維に相当)であり、圧覚や痛覚に関与する。筋紡錘の主要な求心性線維ではない。

ポイント

錘内筋線維の伸展に最も鋭敏に応答するのはIa群求心性線維であり、伸張反射の求心路を形成する。

  • 覚え方のコツ: 「Ia=一番太い=一番速い=筋紡錘の一次終末」「Ib=腱器官」と覚える。Iaの「I」は「一次」を連想させる。
  • 関連知識: γ運動ニューロンは錘内筋線維を収縮させて筋紡錘の感度を調節する(α-γ連関)。Ib群線維からの信号はIb抑制(逆伸張反射)として同名筋のα運動ニューロンを抑制する。
  • よくある間違い: Ia群とIb群を混同すること。Ia=筋紡錘(筋の長さ変化)、Ib=ゴルジ腱器官(筋の張力変化)と明確に区別する。
  • 教科書では「c.興奮の伝導」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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