MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

神経の興奮伝導について正しい記述はどれか

問題

神経の興奮伝導について正しい記述はどれか。

  1. 活動電位は両方向には伝導しない。
  2. 活動電位の振幅は減衰する。
  3. 伝導速度は温度変化に影響されない。
  4. 伝導速度は軸索の太さに比例する。

解答: 4(伝導速度は軸索の太さに比例する。)

解説

  1. 誤り。活動電位は刺激された部位から両方向に伝導する(両方向性伝導)。これは興奮伝導の3原則の一つである。ただし生体内では不応期があるため、実質的には一方向に伝わる。
  1. 誤り。活動電位は全か無の法則に従い、伝導中に振幅が減衰しない(不減衰伝導)。これは興奮伝導の3原則の一つである。
  1. 誤り。伝導速度は温度変化の影響を受ける。低温ではイオンチャネルの動態が遅くなり伝導速度が低下し、極端な低温では伝導が遮断される。
  1. 正しい。神経の興奮伝導速度は軸索(神経線維)の直径に比例する。太い線維ほど内部抵抗が小さく、局所電流が遠くまで流れるため伝導速度が速くなる。例えばAα線維(直径12〜20μm)は70〜120m/s、C線維(直径0.3〜1.5μm)は0.5〜2m/sと、太さと速度が対応している。

ポイント

伝導速度は軸索の太さ(直径)に比例し、太い線維ほど速く伝導する。

  • 覚え方のコツ: 「太い=速い、細い=遅い」がシンプルな原則である。有髄神経では太さ(μm)×6=伝導速度(m/s)という近似式がある。
  • 関連知識: 問577(伝導の3原則)や問579(C線維の伝導する情報)とも関連する。髄鞘の有無も伝導速度に大きく影響し、有髄神経は跳躍伝導により高速伝導が可能である。
  • よくある間違い: 「伝導速度は温度に影響されない」と誤解しやすいが、低温は伝導速度を低下させる。臨床では冷却による神経ブロック(寒冷麻痺)がこの原理に基づく。
  • 教科書では「c.興奮の伝導」の範囲に該当する。

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次