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つむぐ指圧治療室 相模大野

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単収縮のみを起こすのはどれか

問題

単収縮のみを起こすのはどれか。

  1. 骨格筋
  2. 平滑筋
  3. 心 筋
  4. 括約筋

解答: 3(心 筋)

解説

  1. 誤り。骨格筋は単収縮も起こすが、高頻度の神経インパルスにより不完全強縮や完全強縮(テタヌス)も起こすことができる。
  1. 誤り。平滑筋は自律神経やホルモンの作用により持続的な緊張性収縮(トーヌス)を起こすことができ、単収縮のみではない。
  1. 正しい。心筋は不応期が非常に長く(約200〜300ms)、活動電位の持続時間とほぼ一致するため、次の刺激が来ても反応できず強縮を起こさない。したがって心筋は常に単収縮のみを繰り返し、これが規則的な収縮・弛緩のリズムを維持してポンプ機能を保証する。この性質は心筋に特有のものである。
  1. 誤り。括約筋は骨格筋性(外括約筋)や平滑筋性(内括約筋)のものがあり、いずれも持続的な収縮(緊張性収縮)が可能である。

ポイント

心筋は不応期が長いため強縮を起こさず、単収縮のみを繰り返す唯一の筋である。

  • 覚え方のコツ: 「心筋=単収縮オンリー=強縮しない」を鉄則として覚える。理由は「不応期が長い(活動電位と同じ長さ)から」と因果関係で理解する。
  • 関連知識: 問704・612・631・640でも心筋の「強縮しない」性質が繰り返し出題されている。最頻出テーマの一つである。
  • よくある間違い: 「平滑筋も不随意筋だから単収縮のみ」と誤解しやすいが、平滑筋は持続的な緊張性収縮(トーヌス)を起こすことができる。単収縮のみの筋は心筋だけである。
  • 教科書では「b.活動電位」の範囲に該当する。
筋の種類 単収縮 強縮 緊張性収縮 理由
骨格筋 あり あり 不応期が短い
心筋 あり なし 不応期が長い
平滑筋 あり あり 持続的な神経・ホルモン刺激

表: 筋の種類と収縮様式

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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