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つむぐ指圧治療室 相模大野

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ホルモンとその作用との組合せで誤っているのはどれか

問題

ホルモンとその作用との組合せで誤っているのはどれか。

  1. プロゲステロン ― 妊娠の維持
  2. 黄体形成ホルモン ― 排卵の誘発
  3. エストロゲン ― 卵胞の発育
  4. オキシトシン ― 子宮筋の弛緩

解答: 4(オキシトシン ― 子宮筋の弛緩)

解説

  1. 正しい。プロゲステロン(黄体ホルモン)は子宮内膜を分泌期に変化させ、子宮筋の収縮を抑制して妊娠の維持に関与する。
  1. 正しい。黄体形成ホルモン(LH)の急激な血中濃度上昇(LHサージ)が成熟卵胞の壁を破壊し、排卵を誘発するトリガーとなる。
  1. 正しい。エストロゲン(卵胞ホルモン)はFSHとともに卵胞の発育・成熟を促進し、子宮内膜の増殖も促す。
  1. 誤り。オキシトシンは子宮筋を収縮させるホルモンであり、弛緩させるのではない。オキシトシンは下垂体後葉から分泌され、分娩時に子宮平滑筋の収縮を促進して陣痛を誘発・増強する。子宮収縮がさらにオキシトシン分泌を促進する正のフィードバック(ファーガソン反射)が働く。子宮筋を弛緩させて妊娠を維持するのはプロゲステロンの作用である。

ポイント

オキシトシンは子宮「収縮」ホルモンであり、「弛緩」ではない。子宮筋弛緩(妊娠維持)を担うのはプロゲステロンである。

  • 覚え方のコツ: 「オキシトシン=お産(子宮収縮)+お乳(射乳)」と覚える。弛緩は真逆の作用である。
  • 関連知識: 臨床では分娩促進にオキシトシン製剤(ピトシン)が使用される。産後の子宮収縮不良(弛緩出血)の治療にも用いられる。
  • よくある間違い: オキシトシンとプロゲステロンの子宮に対する作用が正反対であることを整理する。オキシトシン=子宮収縮(分娩促進)、プロゲステロン=子宮弛緩(妊娠維持)。
  • 教科書では「b.女性生殖器」の範囲に該当する。
ホルモン 子宮への作用 役割
オキシトシン 収縮促進 分娩促進、射乳反射
プロゲステロン 収縮抑制(弛緩) 妊娠維持
プロスタグランジン 収縮促進 分娩誘発、月経

表: 子宮筋に作用するホルモンの比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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