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つむぐ指圧治療室 相模大野

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内分泌腺とホルモンとの組合せで誤っているのはどれか

問題

内分泌腺とホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。

  1. 下垂体後葉 ― バゾプレッシン
  2. 甲状腺 ― サイロキシン
  3. 膵臓 ― インスリン
  4. 副腎皮質 ― アドレナリン

解答: 4(副腎皮質 ― アドレナリン)

解説

  1. 正しい。下垂体後葉からバソプレシン(抗利尿ホルモン、ADH)が分泌される。バソプレシンは腎臓の集合管に作用して水の再吸収を促進する。
  1. 正しい。甲状腺の濾胞細胞からサイロキシン(T4)およびトリヨードサイロニン(T3)が分泌される。
  1. 正しい。膵臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンが分泌される。
  1. 誤り。アドレナリンは副腎「皮質」ではなく副腎「髄質」から分泌されるカテコールアミンである。副腎皮質からは糖質コルチコイド(コルチゾール)、鉱質コルチコイド(アルドステロン)、副腎アンドロジェンが分泌される。副腎は外側の「皮質」と内側の「髄質」で分泌するホルモンが全く異なり、皮質はステロイドホルモン、髄質はカテコールアミンを産生する。

ポイント

副腎は「皮質」と「髄質」で分泌ホルモンが全く異なる。

  • 覚え方のコツ: 副腎皮質=「ステロイド工場」(コルチゾール・アルドステロン・アンドロジェン)、副腎髄質=「カテコールアミン工場」(アドレナリン・ノルアドレナリン)と区別する。
  • 関連知識: 副腎皮質はACTHおよびレニン-アンジオテンシン系で調節され、副腎髄質は交感神経(内臓神経)により直接支配される。髄質は発生学的に交感神経節と同じ起源(神経堤)を持つ。
  • よくある間違い: 「副腎皮質」と「副腎髄質」の混同は頻出である。皮質は3層構造(球状層・束状層・網状層)で各層が異なるホルモンを産生する。
  • 教科書では「d.ホルモン分泌の調節」の範囲に該当する。
部位 ホルモン 調節因子
副腎皮質 球状層 アルドステロン(鉱質コルチコイド) レニン-アンジオテンシン系
副腎皮質 束状層 コルチゾール(糖質コルチコイド) ACTH
副腎皮質 網状層 副腎アンドロジェン ACTH
副腎髄質 アドレナリン、ノルアドレナリン 交感神経(内臓神経)

表: 副腎の構造とホルモン

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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