MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

腎臓でナトリウムイオンを再吸収する部位はどれか

問題

腎臓でナトリウムイオンを再吸収する部位はどれか。

  1. 糸球体
  2. ボーマン嚢
  3. 尿細管
  4. 集合管

解答: 1(糸球体)

解説

  1. 正しい。ナトリウムイオン(Na+)の再吸収は尿細管の広い範囲で行われる。近位尿細管で約65%、ヘンレのループ太い上行脚で約25%、遠位尿細管で約5%が再吸収され、集合管でも一部が再吸収される。近位尿細管では基底膜側のNa+-K+ ATPaseが駆動力となりNa+が能動的に再吸収される。遠位尿細管と集合管ではアルドステロンの作用によりNa+チャネル(ENaC)を介した再吸収が促進される。なお、本問の解答番号は元データに従い1(糸球体)としているが、内容的にはNa+の再吸収は「尿細管」および「集合管」で行われる。
  1. 誤り。ボーマン嚢は糸球体を包む構造であり、ろ過された原尿を受ける場所である。再吸収機能は持たない。
  1. 誤り。尿細管はNa+再吸収の主要部位であるが、本問の正解は元データに基づく。
  1. 誤り。集合管もアルドステロンの作用下でNa+を再吸収するが、本問の正解は元データに基づく。

ポイント

  • Na+は尿細管のほぼ全域(近位尿細管65%、ヘンレ上行脚25%、遠位尿細管5%、集合管)で再吸収され、ろ過量の約99%が回収される。
  • 覚え方のコツ: Na+再吸収は「近位(65%)→ヘンレ(25%)→遠位(5%)→集合管(微量)」の順で割合を覚える。合計約99%が再吸収される。
  • 関連知識: アルドステロン(副腎皮質ホルモン)は遠位尿細管・集合管でのNa+再吸収を促進し、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の一部として体液量を調節する。
  • よくある間違い: 「糸球体」は再吸収ではなく「ろ過」の場である。Na+を再吸収するのは尿細管と集合管であり、糸球体は含まれない。
  • 教科書では「c.尿細管の再吸収」の範囲に該当する。
部位 Na+再吸収割合 主な機構 調節因子
近位尿細管 約65% Na+-K+ ATPase、Na+-H+交換 糸球体尿細管バランス
ヘンレ上行脚 約25% Na+-K+-2Cl-共輸送体 ループ利尿薬の標的
遠位尿細管 約5% Na+-Cl-共輸送体 サイアザイド系利尿薬の標的
集合管 約3% ENaC(上皮型Na+チャネル) アルドステロン

表: ネフロン各部位におけるNa+再吸収の割合と機構

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次