MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

放熱促進に関与するのはどれか

問題

放熱促進に関与するのはどれか。

  1. エクリン腺の活動
  2. カテコールアミンの分泌
  3. 骨格筋の収縮
  4. 立毛筋の収縮

解答: 1(エクリン腺の活動)

解説

  1. 正しい。エクリン腺(エクリン汗腺)は全身に分布し、体温調節に重要な汗腺である。発汗により皮膚表面で水分が蒸発する際に気化熱を奪い、放熱を促進する。エクリン腺は交感神経(コリン作動性)支配を受け、温熱性発汗では手掌・足底を除く全身で発汗が起こる。高温環境では蒸発が主要な放熱手段となるため、エクリン腺の活動は体温調節に不可欠である。
  1. 誤り。カテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)はグリコーゲン分解を促進し代謝を亢進させるため、産熱に働く。
  1. 誤り。骨格筋の収縮(ふるえ産熱)は運動神経を介した不随意的筋収縮であり、産熱反応である。
  1. 誤り。立毛筋の収縮は鳥肌を生じ、皮膚表面に空気層を形成して保温に働くため、放熱抑制の反応である。

ポイント

  • 放熱促進に関与するのは発汗(エクリン腺)と皮膚血管拡張である。他の選択肢はすべて産熱または保温に関与する。
  • 覚え方のコツ: 放熱=「汗かいて血管広がる」、産熱=「ふるえてホルモン出る」と対比で整理する。
  • 関連知識: アポクリン腺は腋窩・陰部に限局し、体温調節には関与しない(問題375参照)。
  • よくある間違い: 立毛筋の収縮を放熱と誤解しやすいが、鳥肌は保温反応(放熱抑制)である。
産熱・放熱・保温に関与する反応の分類
分類 反応 機序
産熱 ふるえ産熱 骨格筋の不随意的収縮(運動神経)
非ふるえ産熱 褐色脂肪組織・肝臓の代謝
カテコールアミン分泌 グリコーゲン分解・代謝亢進
甲状腺ホルモン分泌 全身の代謝促進
放熱促進 エクリン腺の発汗 気化熱による蒸発
皮膚血管拡張 体表からの放射・対流増加
放熱抑制(保温) 皮膚血管収縮 体表への血流減少
立毛筋収縮 空気層形成による断熱

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次