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つむぐ指圧治療室 相模大野

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産熱を起こさないのはどれか

問題

産熱を起こさないのはどれか。

  1. 食物摂取
  2. 運動
  3. 排尿
  4. ふるえ

解答: 3(排尿)

解説

  1. 誤り。食物摂取後は食事誘発性産熱反応(特異動的作用: SDA)により消化・吸収・代謝が亢進し、産熱が起こる。
  1. 誤り。運動時には骨格筋の収縮によりATPが消費され、その過程で大量の熱が産生される。
  1. 正しい。排尿は膀胱内の尿を体外に排出する過程であり、代謝による熱産生を伴わない。産熱に関与するのは基礎代謝、筋収縮(運動・ふるえ)、食事誘発性産熱反応(特異動的作用)、非ふるえ産熱(肝臓、新生児の褐色脂肪組織など)、甲状腺ホルモンやカテコールアミンによる代謝促進などである。排尿はこれらのいずれにも該当しない。
  1. 誤り。ふるえ(シバリング)は寒冷時に骨格筋が不随意的に収縮し、運動神経を介して熱を産生する反応である。

ポイント

  • 産熱機構は「基礎代謝・筋収縮・食事誘発性産熱・非ふるえ産熱・ホルモン」であり、排尿は含まれない。
  • 覚え方のコツ: 産熱=「代謝を伴う反応」と覚え、排尿のような単なる排出行為は産熱に関与しないと判断する。
  • 関連知識: 非ふるえ産熱は新生児では褐色脂肪組織が重要であり、成人では肝臓などが関与する。
  • よくある間違い: 特異動的作用(SDA)を放熱と混同しやすいが、これは産熱である(問題367参照)。
主な産熱機構の分類
産熱機構 内容 例・補足
基礎代謝 安静時の最小限の代謝 全身の細胞で常に行われる
筋収縮 随意運動・筋緊張・ふるえ ふるえは運動神経を介した不随意的収縮
食事誘発性産熱(SDA) 食後の消化・吸収・代謝亢進 特異動的作用とも呼ばれる
非ふるえ産熱 筋収縮によらない代謝亢進 肝臓、新生児の褐色脂肪組織
ホルモン 代謝促進 甲状腺ホルモン、カテコールアミン

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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