問題
蛋白質について正しいのはどれか。
- 細胞膜には含まれない。
- β 酸化により代謝される。
- 4 種類のアミノ酸からなる。
- 細胞の主要な構成成分である。
解答: 4(細胞の主要な構成成分である。)
解説
- 誤り。蛋白質は膜蛋白質(受容体・イオンチャネル・輸送体等)として細胞膜に含まれている。
- 誤り。β酸化は脂肪酸をアセチルCoAに分解する代謝経路であり、蛋白質の代謝経路ではない。蛋白質はアミノ酸に分解された後、脱アミノ反応を受けて代謝される。
- 誤り。蛋白質は約20種類のアミノ酸から構成される。うち8種は必須アミノ酸であり、体内で合成できないため食事から摂取する必要がある。
- 正しい。蛋白質は細胞の主要な構成成分である。細胞の乾燥重量の約50%以上を占め、酵素・受容体・構造蛋白質(細胞骨格)・輸送蛋白質・抗体など多種多様な機能を担う。蛋白質はC・H・Oに加えて窒素(N)を約16%含み、多数のアミノ酸がペプチド結合で連結して構成される。1gあたり約4kcalのエネルギーを産生する。
ポイント
- 蛋白質は約20種のアミノ酸がペプチド結合で連結した高分子であり、細胞の主要構成成分である。
- 覚え方のコツ: 「蛋白質は20種・ペプチド結合・窒素16%・4kcal/g」の4つの数字をセットで覚える。「20(にじゅう)・ペプ・16(いちろく)・4(よん)」とリズムで暗記する。
- 関連知識: β酸化は脂肪酸の代謝経路であり、ミトコンドリアで行われる。蛋白質の代謝(脱アミノ反応)と混同しないこと。
- よくある間違い: 「4種類のアミノ酸」はDNA/RNAの塩基の数(4種類)との混同である。蛋白質を構成するアミノ酸は約20種類である。
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