MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

産熱と放熱について正しい組合せはどれか

問題

産熱と放熱について正しい組合せはどれか。

  1. 骨格筋の律動的収縮 – 基礎代謝量増加
  2. 蛋白質の摂取 – 特異動的作用
  3. 白色脂肪組織 – 不感蒸散
  4. 甲状腺ホルモン – ふるえ産熱

解答: 2(蛋白質の摂取 – 特異動的作用)

解説

  1. 誤り。骨格筋の律動的収縮(ふるえ)はふるえ産熱であり、基礎代謝量の増加とは異なる。ふるえ産熱は寒冷時に骨格筋が不随意に収縮することで熱を発生させる機構である。
  1. 正しい。食事の後に体熱発生が増加する現象を特異動的作用(食事誘発性産熱反応、DIT)という。三大栄養素の中でタンパク質は最も大きな特異動的作用を示し、摂取エネルギーの約30%が熱として放出される。糖質は約6%、脂質は約4%であり、タンパク質が突出して高い。これはアミノ酸の脱アミノ反応や尿素合成にエネルギーを要するためである。
  1. 誤り。白色脂肪組織はエネルギーの貯蔵を行う組織であり、不感蒸散とは無関係である。不感蒸散は皮膚や呼気からの水分蒸発による放熱である。なお産熱に関わるのは褐色脂肪組織(非ふるえ産熱)である。
  1. 誤り。甲状腺ホルモンは代謝亢進を介した非ふるえ産熱に関与する。ふるえ産熱は骨格筋の律動的収縮によるものである。

ポイント

  • 特異動的作用(食事誘発性産熱反応)はタンパク質で最大(約30%)であり、糖質(約6%)・脂質(約4%)より大きい
  • 覚え方のコツ: 「タンパク質を食べると体が熱くなる」→特異動的作用はタンパク質が最大。対比として「甲状腺=非ふるえ」「骨格筋=ふるえ」「褐色脂肪=非ふるえ」
  • 関連知識: 放熱は環境温25℃で放射約50%、伝導・対流約30%、蒸発約20%の割合である
  • よくある間違い: 白色脂肪組織と褐色脂肪組織の役割を混同しやすい。白色=貯蔵、褐色=産熱(非ふるえ産熱)
産熱機構の分類と対応
産熱機構 関連する器官・物質 特徴
基礎代謝 全身の臓器 安静時の最低限の代謝による産熱
ふるえ産熱 骨格筋の律動的収縮 寒冷時の不随意な筋収縮
非ふるえ産熱 褐色脂肪組織、甲状腺ホルモン 代謝亢進による産熱
特異動的作用 食事(特にタンパク質) 食後の体熱産生増加(タンパク質で約30%)

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次