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つむぐ指圧治療室 相模大野

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消化液と消化酵素の組合せで正しいのはどれか

問題

消化液と消化酵素の組合せで正しいのはどれか。

  1. 唾 液—アミラーゼ
  2. 胃 液—リパーゼ
  3. 膵 液 —マルターゼ
  4. 腸 液 —ペプシン

解答: 1(唾 液—アミラーゼ)

解説

  1. 正しい。唾液にはアミラーゼ(唾液アミラーゼ/プチアリン)が含まれる。唾液の主成分は唾液アミラーゼとムチンであり、唾液アミラーゼはデンプンをマルトースに分解する。唾液は唾液腺(耳下腺・舌下腺・顎下腺)から1日に0.5〜1.5L分泌され、pH6〜7の中性付近を示す。糖質の化学的消化は口腔内から始まる。
  1. 誤り。胃液の主要な消化酵素はペプシン(タンパク質分解酵素)である。リパーゼは膵液に含まれる脂肪分解酵素である。
  1. 誤り。マルターゼは小腸上皮細胞の刷子縁膜に存在する酵素であり、膵液には含まれない。膵液にはアミラーゼ・トリプシン・キモトリプシン・リパーゼ・ヌクレアーゼが含まれる。
  1. 誤り。ペプシンは胃液に含まれる酵素である。腸液(小腸上皮細胞)にはマルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼ・アミノペプチダーゼ・エンテロキナーゼが含まれる。

ポイント

  • 各消化液と消化酵素の組合せを正確に覚えることが必須である。
  • 覚え方のコツ: 「唾液=ア(ミラーゼ)」「胃液=ペ(プシン)」「膵液=ト・リ・ア・ヌ(トリプシン・リパーゼ・アミラーゼ・ヌクレアーゼ)」「腸液=マ・ス・ラ・ア(マルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼ・アミノペプチダーゼ)」と頭文字で整理する。
  • 関連知識: 膵液は三大栄養素すべての消化酵素を含む唯一の消化液である。胆汁には消化酵素が含まれない。
  • よくある間違い: マルターゼを膵液の酵素と混同しやすいが、膵液に含まれるのはアミラーゼであり、マルターゼは腸液(小腸上皮細胞)の酵素である。
消化液と消化酵素の対応
消化液 分泌場所 主な消化酵素 分解する基質
唾液 唾液腺 アミラーゼ(プチアリン) デンプン → マルトース
胃液 胃腺 ペプシン タンパク質 → ペプチド
膵液 膵臓 トリプシン、キモトリプシン、リパーゼ、アミラーゼ、ヌクレアーゼ タンパク質、脂肪、デンプン、核酸
胆汁 肝臓(胆嚢で貯蔵) 消化酵素なし 脂肪の乳化
腸液 小腸上皮細胞 マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ、アミノペプチダーゼ、エンテロキナーゼ 二糖類、ペプチド、トリプシノゲンの活性化

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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