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つむぐ指圧治療室 相模大野

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胃液に含まれるのはどれか

問題

胃液に含まれるのはどれか。

  1. アンジオテンシノゲン
  2. キモトリプシノゲン
  3. トリプシノゲン
  4. ペプシノゲン

解答: 4(ペプシノゲン)

解説

  1. 誤り。アンジオテンシノゲンは肝臓で産生される血漿タンパク質であり、レニン-アンジオテンシン系による血圧調節に関与する。消化酵素ではなく胃液には含まれない。
  1. 誤り。キモトリプシノゲンは膵液に含まれるキモトリプシンの不活性前駆体であり、小腸内で活性化される。胃液には含まれない。
  1. 誤り。トリプシノゲンは膵液に含まれるトリプシンの不活性前駆体であり、小腸内でエンテロキナーゼにより活性化される。胃液には含まれない。
  1. 正しい。ペプシノゲンは胃液に含まれる消化酵素の不活性前駆体(チモーゲン)である。胃底腺の主細胞から分泌され、壁細胞が分泌する塩酸(HCl)によって活性型のペプシンに変換される。ペプシンはタンパク質をペプチドに分解する。ペプシノゲンがHClの作用によってペプシンとなり、タンパク質をペプチドに分解する。

ポイント

  • 胃液に含まれる消化酵素の前駆体はペプシノゲンであり、トリプシノゲンやキモトリプシノゲンは膵液に含まれる
  • 覚え方のコツ: 「〜ノゲン=不活性型」→ペプシノゲン(胃液・主細胞)、トリプシノゲン・キモトリプシノゲン(膵液・腺房細胞)と分泌場所をセットで記憶する
  • 関連知識: エンテロキナーゼ(小腸上皮細胞)はトリプシノゲンをトリプシンに活性化する酵素であり、膵液酵素の活性化の引き金となる
  • よくある間違い: 語尾が「〜ノゲン」で類似しているため、ペプシノゲン(胃液)とトリプシノゲン・キモトリプシノゲン(膵液)の所属を混同しやすい
表: 主な消化酵素の不活性型と活性化
不活性型(前駆体) 活性型 含まれる消化液 活性化因子 基質
ペプシノゲン ペプシン 胃液(主細胞) 塩酸(HCl) タンパク質→ペプチド
トリプシノゲン トリプシン 膵液(腺房細胞) エンテロキナーゼ タンパク質→ペプチド
キモトリプシノゲン キモトリプシン 膵液(腺房細胞) トリプシン タンパク質→ペプチド

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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