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つむぐ指圧治療室 相模大野

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胃腺から分泌されないのはどれか

問題

胃腺から分泌されないのはどれか。

  1. ムチン
  2. ガストリン
  3. セクレチン
  4. ペプシノゲン

解答: 3(セクレチン)

解説

  1. 正しい。ムチン(粘液)は胃腺の粘液細胞(副細胞)から分泌される。胃粘膜をHClによる傷害から保護する。
  1. 正しい。ガストリンは胃腺の内分泌細胞(ガストリン分泌細胞)から分泌される。壁細胞に作用して塩酸分泌を促進する消化管ホルモンである。
  1. 誤り。セクレチンは十二指腸粘膜の内分泌細胞から分泌される消化管ホルモンであり、胃腺からは分泌されない。十二指腸の内容物が酸性になるとセクレチンが分泌され、膵臓に作用してHCO₃⁻に富む膵液の分泌を促す。また、セクレチンは肝細胞の胆汁分泌も促進する。胃腺から分泌されるのは、ムチン(副細胞)、ペプシノゲン(主細胞)、塩酸と内因子(壁細胞)、ガストリン(内分泌細胞)である。
  1. 正しい。ペプシノゲンは胃腺の主細胞から分泌される。HClの作用により活性型のペプシンに変換され、タンパク質をペプチドに分解する。

ポイント

  • 胃腺から分泌される物質は、ムチン・ペプシノゲン・塩酸・内因子・ガストリンの5つであり、セクレチンは十二指腸粘膜から分泌される。
  • 覚え方のコツ: 「胃腺の分泌物=”ム・ペ・エン・ナイ・ガス”(ムチン・ペプシノゲン・塩酸・内因子・ガストリン)」と頭文字で覚える。
  • 関連知識: セクレチンは1902年に発見された最初のホルモンであり、膵液分泌促進・胆汁分泌促進・胃液分泌抑制の作用を持つ。
  • よくある間違い: セクレチンとガストリンはともに消化管ホルモンであるが、分泌部位が異なる(ガストリン=胃、セクレチン=十二指腸)。
表: 胃腺の構成細胞と分泌物
細胞 分泌物 主な作用
副細胞(粘液細胞) ムチン 胃粘膜の保護
主細胞 ペプシノゲン HClで活性化→ペプシン
壁細胞 塩酸(HCl)、内因子 殺菌、VB₁₂吸収
内分泌細胞 ガストリン 塩酸分泌促進

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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