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つむぐ指圧治療室 相模大野

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胃液の特徴で誤っている記述はどれか

問題

胃液の特徴で誤っている記述はどれか。

  1. 無色透明である。
  2. 塩酸を含む。
  3. ムチンを含む。
  4. pHは6 である。

解答: 4(pHは6 である。)

解説

  1. 正しい。胃液は一般に無色透明。正常な胃液は無色透明である。
  1. 正しい。胃液には壁細胞から分泌される塩酸(HCl)が含まれる。胃液の主成分として塩酸。
  1. 正しい。胃液には粘液細胞(副細胞)から分泌されるムチン(粘液)が含まれる。ムチンは胃の内面を覆い、胃粘膜がHClによって傷害されるのを防ぐ。
  1. 誤り。胃液のpHは1〜2の強酸性であり、pH6は誤りである。胃液のpHは1〜2で、強い酸性である。この強酸性は壁細胞から分泌されるHClによるものであり、ペプシノゲンの活性化、殺菌作用、十二指腸でのセクレチン分泌促進に重要な役割を果たす。pH6は中性に近い弱酸性であり、胃液の正常値とは大きく異なる。

ポイント

  • 胃液のpHは1〜2の強酸性であり、1日に1〜3L分泌される無色透明の液体である。
  • 覚え方のコツ: 「胃液のpHは”い”ち〜”に”(1〜2)」と語呂合わせで覚える。
  • 関連知識: 胃液のHClはペプシノゲンをペプシンに活性化し、Fe3+をFe2+に還元して鉄の吸収を助ける作用もある。
  • よくある間違い: 胃液(pH1〜2)と膵液(pH約8、弱アルカリ性)のpHを混同しないこと。pH6は唾液(pH6〜7)に近い値である。
胃液の主成分と作用
成分 分泌細胞 主な作用
塩酸(HCl) 壁細胞 ペプシノゲン活性化、殺菌、セクレチン分泌促進
ペプシノゲン 主細胞 HClで活性化されペプシンとなりタンパク質を分解
ムチン(粘液) 粘液細胞(副細胞) 胃粘膜の保護
内因子 壁細胞 ビタミンB12の吸収に必要

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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