問題
安静吸息時に収縮するのはどれか。
- 横隔膜
- 内肋間筋
- 肋下筋
- 腹直筋
解答: 1(横隔膜)
解説
- 正しい。安静吸息時に収縮するのは横隔膜と外肋間筋(主吸息筋)である。→ 横隔膜が収縮するとドーム状に盛り上がっていた膜が沈下して水平になり、胸腔容積が増大して外気が肺内に流入する。→ 安静時には主として横隔膜呼吸(腹式呼吸)が関与する。
- 誤り。内肋間筋は肋骨を引き下げて胸郭を縮小させる呼気筋である。→ 積極的な呼息時に収縮するものであり、安静吸息時には収縮しない。
- 誤り。肋下筋は内肋間筋と同様に呼気に関与する筋である。→ 安静吸息時には収縮しない。
- 誤り。腹直筋は腹壁の筋であり、努力性呼気時に腹腔内圧を高めて横隔膜を押し上げる。→ 安静呼吸では関与しない。
ポイント
- 安静吸息時の主吸息筋は横隔膜と外肋間筋であり、安静呼息は受動的(筋収縮なし)で行われる
- 覚え方のコツ: 「吸う=外肋間筋+横隔膜」「吐く(努力時)=内肋間筋+腹筋」と対比して覚える
- 関連知識: 横隔膜は横紋筋よりなる膜状の筋で横隔神経(C3〜C5)に支配される。深呼吸時にはさらに補助吸息筋も動員される
- よくある間違い: 選択肢に「外肋間筋」がないため横隔膜を見落としがち。横隔膜も主吸息筋であることを忘れないこと
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