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つむぐ指圧治療室 相模大野

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生理的老化により増加するのはどれか

問題

生理的老化により増加するのはどれか。

  1. 残気量
  2. 基礎代謝量
  3. 腎血流量
  4. 末梢神経伝導速度

解答: 1(残気量)

解説

  1. 正しい。生理的老化により残気量は増加する。→ 加齢に伴い肺の弾性収縮力が低下し、最大呼気後にも肺に残る空気量が増える。→ その結果、残気量/全肺気量比が増大し、肺活量は低下する。
  2. 誤り。基礎代謝量は加齢により減少する。→ 筋肉量の減少や代謝活性の低下に伴い、安静時のエネルギー消費が低下する。
  3. 誤り。腎血流量は加齢により低下する。→ 腎動脈硬化やネフロン数の減少により腎への血流が減少する。
  4. 誤り。末梢神経伝導速度は加齢により低下する。→ 神経線維の脱髄や軸索変性により伝導速度が遅くなる。

ポイント

  • 加齢に伴う変化の多くは「低下・減少」だが、残気量は例外的に「増加」する指標の一つである。
  • 覚え方のコツ: 「老化で増えるもの」は少数派。「残気量↑(肺が縮みにくくなる)」と理由付きで覚える。選択肢2〜4はすべて「加齢で低下」するものである。
  • 関連知識: 残気量の増加と肺活量の低下は肺のコンプライアンス変化に基づいており、高齢者の呼吸予備能低下の一因となる。
肺気量分画 略語 正常値(mL)
1回換気量 TV 約500
予備吸気量 IRV 約2,500
予備呼気量 ERV 約1,000
残気量 RV 約1,500
肺活量 VC 約4,000
全肺気量 TLC 約5,500

表: 肺気量分画と正常値

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知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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