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つむぐ指圧治療室 相模大野

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リンパ系の働きでないのはどれか

問題

リンパ系の働きでないのはどれか。

  1. 過剰な間質液の吸収
  2. 間質液の異物の除去
  3. 間質液の膠質浸透圧の調節
  4. 間質液のpH の調節

解答: 4(間質液のpH の調節)

解説

  1. 誤り。リンパ管は毛細血管から漏出した過剰な間質液を吸収し、静脈系に戻す重要な機能を持つ。
  1. 誤り。リンパ節にはリンパ球やマクロファージが存在し、間質液中の異物や病原体を除去する免疫機能を持つ。
  1. 誤り。リンパ管は間質液中のタンパク質を回収して静脈系に戻すことで、間質液の膠質浸透圧の調節に寄与する。
  1. 正しい。間質液のpH調節はリンパ系の主な働きではない。pH調節は主に肺からのCO₂排泄、腎臓からのH⁺排泄とHCO₃⁻再吸収、および血液の緩衝系(重炭酸緩衝系など)が担う。酸性物質は血液中のHCO₃⁻などの働きで中和される。CO₂は肺から、H⁺は腎臓から排泄される。

ポイント

  • リンパ系の3大機能は「過剰な間質液の吸収」「異物の除去(免疫)」「膠質浸透圧の調節(タンパク質回収)」である。
  • 覚え方のコツ: リンパの役割は「液・免・圧」(液体回収・免疫・浸透圧調節)の3つで整理する。
  • 関連知識: pH調節に関して「血液の緩衝系として重炭酸緩衝系、リン酸緩衝系、血漿タンパク緩衝系、ヘモグロビン緩衝系がある」。。
  • よくある間違い: リンパ系が「体液調節」に関わるため、pH調節もリンパ系の機能と誤解しやすい。pH調節は肺・腎臓・緩衝系の役割である。
リンパ系の機能 内容 関連する構造
間質液の吸収 過剰な間質液を回収し静脈系へ 毛細リンパ管
異物の除去 免疫細胞による防御機能 リンパ節
膠質浸透圧の調節 間質液中のタンパク質を回収 リンパ管

表: リンパ系の主な機能

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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