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つむぐ指圧治療室 相模大野

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毎分心拍出量が増える直接の原因とならないのはどれか

問題

毎分心拍出量が増える直接の原因とならないのはどれか。

  1. 一回心拍出量の増加
  2. 静脈還流量の増加
  3. 血圧の上昇
  4. 心拍数の増加

解答: 3(血圧の上昇)

解説

  1. 正しい。毎分心拍出量=1回拍出量×心拍数。1回拍出量の増加は直接的に毎分心拍出量を増加させる。
  1. 正しい。静脈還流量の増加はスターリングの法則により心筋を伸展させ、1回拍出量を増加させるため、毎分心拍出量の増加につながる。
  1. 誤り。血圧の上昇は毎分心拍出量を直接増加させる原因とはならない。動脈圧=心拍出量×総末梢抵抗。ように、血圧は心拍出量の「結果」として変動するものである。むしろ血圧上昇は心臓の後負荷を増大させ、心拍出量の増加を妨げる方向に作用しうる。
  1. 正しい。毎分心拍出量=1回拍出量×心拍数の式から、心拍数の増加は直接的に毎分心拍出量を増加させる。

ポイント

  • 毎分心拍出量=1回拍出量×心拍数であり、この2因子が直接の決定要素である。
  • 覚え方のコツ: 「CO=SV×HR」の公式を覚え、公式に含まれない「血圧」は直接因子ではないと判断する。
  • 関連知識: 激しい運動時には1回拍出量と心拍数がともに増加し、毎分心拍出量は安静時の約5倍(約25L)に達しうる。
  • よくある間違い: 血圧上昇と心拍出量増加を混同しやすいが、血圧は心拍出量と末梢抵抗の「積」であり、原因と結果の関係を区別する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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