問題
抵抗血管はどれか。
- 大動脈
- 大静脈
- 細動脈
- 細静脈
解答: 3(細動脈)
解説
- 誤り。大動脈は中膜に弾性線維を多く含み、弾性血管と呼ばれる。心臓からの拍動流を緩衝して持続的な血流に変換するウインドケッセル機能を持つ。
- 誤り。大静脈は壁が薄く伸展しやすいため血液を多量に貯留でき、容量血管と呼ばれる。
- 正しい。細動脈は抵抗血管と呼ばれる。細動脈の血管抵抗は特に大きく、抵抗血管ともいう。細動脈には、血管収縮神経支配が豊富であり、血流調節に重要である。細動脈の平滑筋が収縮・弛緩することで血管径が変化し、末梢血管抵抗と各臓器への血流配分が調節される。
- 誤り。細静脈は毛細血管から血液を集める血管であり、主要な抵抗血管には該当しない。
ポイント
- 細動脈は抵抗血管と呼ばれ、豊富な交感神経支配による血管径の変化で末梢血管抵抗と血流配分を調節する。
- 覚え方のコツ: 「弾(大動脈)・抵(細動脈)・交(毛細血管)・容(静脈)」の4分類を頭文字で覚える。
- 関連知識: 動脈圧=心拍出量×総末梢抵抗であり、細動脈の収縮・拡張は血圧に直接影響する。
- よくある間違い: 「大動脈=太い=抵抗が大きい」と思いがちだが、抵抗が最も大きいのは細動脈である。
| 血管の機能分類 | 該当血管 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 弾性血管 | 大動脈 | 弾性線維が豊富、拍動流の緩衝 |
| 抵抗血管 | 細動脈 | 平滑筋が発達、血流・血圧の調節 |
| 交換血管 | 毛細血管 | 1層の内皮細胞、物質交換の場 |
| 容量血管 | 静脈 | 壁が薄く伸展性大、血液貯蔵 |
表: 血管の機能分類
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