MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

心電図のQRS波が表す過程はどれか

問題

心電図のQRS波が表す過程はどれか。

  1. 心房の興奮
  2. 心房の興奮消退
  3. 心室の興奮
  4. 心室の興奮消退

解答: 3(心室の興奮)

解説

  1. 誤り。心房の興奮(脱分極)はP波として記録される。P波は心房興奮。
  1. 誤り。心房の興奮消退(再分極)はQRS群に重なるため、通常の心電図上では明確に確認できない。
  1. 正しい。「QRS群は心室興奮開始」の過程を表す。QRS群は心室筋の脱分極(興奮)を反映する波形であり、洞房結節から心房を経て房室結節に伝わった興奮が、ヒス束・左脚・右脚・プルキンエ線維を通じて心室筋全体に伝えられる過程を表す。QRS群はP波に比べて波形が大きいのは、心室筋の筋肉量が心房筋よりはるかに大きいためである。
  1. 誤り。心室の興奮消退(再分極)はT波として記録される。T波は心室興奮消退の過程を表す。

ポイント

  • QRS群は心室筋の脱分極(興奮開始)を表し、P波は心房興奮、T波は心室の再分極(興奮消退)を表す。
  • 覚え方のコツ: 「P→QRS→T」の順番で「心房興奮→心室興奮→心室回復」と、興奮伝導の時間順序に沿って覚える。
  • 関連知識: 「PQ間隔の変動、QRS群の変動が認められる」場合は心臓の興奮伝導の異常が疑われる。正常のPQ間隔は0.12〜0.20秒である。
  • よくある間違い: 「QRS群=心室の興奮消退」と混同しやすい。興奮消退(再分極)はT波であり、QRS群は興奮の開始(脱分極)を表す。また心房の再分極はQRS群に隠れて見えないことも重要である。
波形 表す過程 対応する心臓の部位
P波 心房の興奮(脱分極) 心房筋
QRS群 心室の興奮(脱分極) 心室筋
T波 心室の興奮消退(再分極) 心室筋
PQ間隔 房室伝導時間 房室結節〜ヒス束

表: 心電図波形と対応する心臓の電気的過程

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次