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つむぐ指圧治療室 相模大野

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血液の細胞成分とその機能との組合せで正しいのはどれか

問題

血液の細胞成分とその機能との組合せで正しいのはどれか。

  1. 赤血球 – 抗体産生
  2. リンパ球 – 血液凝固
  3. 好中球 – 酸素運搬
  4. 血小板 – 止血

解答: 4(血小板 – 止血)

解説

  1. 誤り。赤血球の機能はヘモグロビンによる酸素運搬である。→ 抗体産生はリンパ球(B細胞→形質細胞)の機能であり、赤血球は核を失った細胞でタンパク質合成能を持たない。
  1. 誤り。リンパ球の機能は免疫応答(液性免疫・細胞性免疫)である。→ 血液凝固は血小板と血漿中の凝固因子が担う機能であり、リンパ球の機能ではない。
  1. 誤り。好中球の機能は異物の貪食・殺菌(食作用)である。→ 酸素運搬は赤血球のヘモグロビンが担う機能であり、好中球は白血球の一種として生体防御に関与する。
  1. 正しい。血小板は血管損傷部位に粘着・凝集して血小板血栓を形成し止血に関与する(一次止血)。血小板は止血作用を持つ。→ 粘着した血小板はセロトニン(血管収縮)やADP(血小板凝集促進)を放出し、さらに凝固因子の活性化を促進して二次止血にも寄与する。
血球 数(/mm³) 寿命 主な機能
赤血球 男約500万/女約450万 約120日 O₂・CO₂運搬
白血球(好中球) 5,000〜9,000(50〜70%) 2〜14日 食作用(貪食・殺菌)
白血球(リンパ球) 5,000〜9,000(約30%) 数日〜数十年 免疫(抗体産生・細胞性免疫)
血小板 15〜40万 5〜10日 止血(血栓形成)

表: 血球の種類・数・寿命と機能

ポイント

  • 血小板は止血(一次止血:血小板血栓の形成)を担い、赤血球はO₂運搬、好中球は食作用、リンパ球は免疫を担う
  • 覚え方のコツ: 「赤=酸素、白の好中球=貪食、白のリンパ球=免疫、板=止血」と各血球の頭文字で機能を整理する
  • 関連知識: 血小板はセロトニンやADPを放出して血管収縮と血小板凝集を促進する(問題165の白血球の機能と対比して覚える)
  • よくある間違い: リンパ球が血液凝固に関与する、好中球が酸素運搬を行うなど、血球と機能の組合せを混同しやすい

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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