MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

血液への添加で溶血を起こすのはどれか

問題

血液への添加で溶血を起こすのはどれか。

  1. ナトリウムイオン
  2. 蒸留水
  3. カルシウムイオン
  4. トロンビン

解答: 2(蒸留水)

解説

  1. 誤り。ナトリウムイオンは細胞外液の主要な陽イオンであり、等張液(生理食塩水)の成分である。→ 等張液の添加では赤血球の浸透圧バランスが保たれるため溶血は起こらない。
  1. 正しい。蒸留水は浸透圧が0の低張液であり、赤血球に添加すると浸透圧差により水が赤血球内に流入し、細胞が膨張・破裂して溶血が起こる。赤血球を低張液に入れると、水が赤血球内に入って赤血球が膨張し細胞膜が破れて溶血を起こす。これが水を静脈注射してはいけない理由である。
  1. 誤り。カルシウムイオンは生理的イオンであり、血液への添加で溶血を起こすことはない。→ Ca²⁺は血液凝固に必要なイオンである。
  1. 誤り。トロンビンは血液凝固カスケードの酵素であり、フィブリノゲンをフィブリンに変換する。→ 凝固反応には関与するが溶血は起こさない。

ポイント

  • 蒸留水(低張液)の添加は浸透圧差で赤血球内に水が流入し、膨張・破裂により溶血が起こる
  • 覚え方のコツ: 「低張→水が入る→膨張→破裂→溶血」と浸透圧の流れで覚える。水を静脈注射してはいけない理由と結びつける
  • 関連知識: 溶血は低張液だけでなく、細菌毒素・血液型不適合輸血・物理的刺激(超音波など)でも起こる
  • よくある間違い: カルシウムイオンが赤血球を攻撃すると思いがちだが、Ca²⁺は生理的イオンであり溶血とは無関係である

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次