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つむぐ指圧治療室 相模大野

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血液中を二酸化炭素が運搬される際の存在様式で最も多いのはどれか

問題

血液中を二酸化炭素が運搬される際の存在様式で最も多いのはどれか。

  1. 血漿蛋白と結合
  2. ヘモグロビンと結合
  3. 重炭酸イオンとして溶解
  4. 遊離二酸化炭素として溶解

解答: 3(重炭酸イオンとして溶解)

解説

  1. 誤り。CO₂が血漿タンパク質と結合して運搬される量はごくわずかである。→ CO₂運搬の主要な様式には含まれない。
  1. 誤り。ヘモグロビンとの結合(カルバミノヘモグロビン)による運搬は約20%である。→ CO₂も一部はヘモグロビンと結合して運ばれる。「一部」と表現されている通り最多ではない。
  1. 正しい。血液中のCO₂は約70%が重炭酸イオン(HCO₃⁻)の形で運搬される。→ 赤血球内の炭酸脱水酵素によりCO₂+H₂O→H₂CO₃→H⁺+HCO₃⁻と変換され、HCO₃⁻が血漿中に移行して運搬される。→ 大部分は重炭酸イオン(HCO₃⁻)として運ばれる。
  1. 誤り。遊離CO₂として血漿中に物理的に溶解して運搬されるのは約10%にすぎない。→ CO₂の溶解度はO₂より高いが、それでも最多の運搬様式ではない。
運搬様式 割合
重炭酸イオン(HCO₃⁻) 約70%
カルバミノヘモグロビン(HbCO₂) 約20%
遊離CO₂(物理的溶解) 約10%

表: CO₂の運搬様式と割合

ポイント

  • CO₂の運搬は重炭酸イオン(HCO₃⁻)が約70%で最多であり、大部分を占める
  • 覚え方のコツ: 「CO₂は重炭酸で”なな(7)割”」→ HCO₃⁻が70%、Hb結合が20%、溶解が10%
  • 関連知識: 重炭酸緩衝系(H₂O+CO₂⇌H₂CO₃⇌H⁺+HCO₃⁻)は血液pH調節にも重要で、酸塩基平衡の問題にも関連する
  • よくある間違い: ヘモグロビンがO₂を運ぶイメージから、CO₂もヘモグロビン結合が最多と誤解しやすい

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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