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つむぐ指圧治療室 相模大野

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低蛋白血症時に起こらないのはどれか

問題

低蛋白血症時に起こらないのはどれか。

  1. 浮 腫
  2. 易感染性
  3. 血液凝固の促進
  4. 細胞へのアミノ酸供給の減少

解答: 3(血液凝固の促進)

解説

  1. 正しい。低蛋白血症ではアルブミン低下により膠質浸透圧が低下する。→ その結果、毛細血管から間質液への水分漏出が増加し浮腫が生じる。→ アルブミンは膠質浸透圧の約70%を担う。
  1. 正しい。低蛋白血症ではγ-グロブリン(免疫グロブリン)も減少する。→ γ-グロブリンは抗体として免疫反応に関与するため、その減少により易感染性となる。
  1. 誤り。低蛋白血症では血液凝固は促進されず、むしろ障害される。→ 凝固因子(フィブリノゲンを含む)は肝臓で合成されるタンパク質であり、低蛋白血症時にはこれらも減少するため凝固能は低下する。→ 出血傾向が現れやすくなる。
  1. 正しい。血漿タンパク(特にアルブミン)は細胞へのアミノ酸供給源である。→ 低蛋白血症ではアミノ酸プールが低下し、細胞への供給が減少する。

ポイント

  • 低蛋白血症では凝固因子も減少するため、凝固は「促進」ではなく「障害」される。
  • 覚え方のコツ: 血漿タンパクの3大機能を「ア膠(アルブミン→膠質浸透圧)・ガ免(γ-グロブリン→免疫)・フ凝(フィブリノゲン→凝固)」で覚える。
  • 関連知識: ネフローゼ症候群では大量のアルブミンが尿中に漏出し低蛋白血症となり、全身性浮腫を呈する。肝硬変でも同様にアルブミン合成低下から浮腫・腹水が生じる。
  • よくある間違い: 「タンパク質が減る=凝固が促進される」と誤解すること。凝固因子もタンパク質であるため、低蛋白血症では凝固能は低下する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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