MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

赤血球の破壊で生じるのはどれか

問題

赤血球の破壊で生じるのはどれか。

  1. グロブリン
  2. フィブリノーゲン
  3. ウロビリノーゲン
  4. プラスミノーゲン

解答: 3(ウロビリノーゲン)

解説

  1. 誤り。グロブリンは肝臓やリンパ球(形質細胞)で合成される血漿タンパクであり、赤血球破壊の産物ではない。
  1. 誤り。フィブリノーゲンは肝臓で合成される血液凝固因子であり、赤血球破壊とは無関係である。
  1. 正しい。赤血球が脾臓の細網内皮系で破壊されると、ヘモグロビンがヘムとグロビンに分解される。ヘムは鉄を離してビリルビンという黄色い色素となる。ビリルビンは肝臓で水溶性に変換された後、胆汁成分として十二指腸へ排泄され、腸内に出たビリルビンは細菌の作用により還元されてウロビリノゲンとなり、大部分(約80%)は糞便中に排泄される。
  1. 誤り。プラスミノゲンは線維素溶解(線溶)系の前駆体であり、赤血球破壊の産物ではない。

ポイント

  • 赤血球破壊後の代謝経路は「ヘモグロビン → ヘム+グロビン → ビリルビン → ウロビリノゲン」の順である。
  • 覚え方のコツ: 「ヘモ→ビリ→ウロ」と3段階の流れで覚える。
  • 関連知識: 血中ビリルビン濃度が約2mg/dlを超えると黄疸が認められる。ヘムから遊離された鉄は肝臓・脾臓に蓄えられ、赤血球の新生に再利用される。
  • よくある間違い: グロブリンは赤血球破壊で「放出される」グロビンと名前が似ているため混同しやすいが、グロブリンは血漿タンパク、グロビンはヘモグロビンの構成タンパクで別物である。
段階 物質 場所
赤血球破壊 ヘモグロビン → ヘム+グロビン 脾臓(細網内皮系)
ヘム分解 ヘム → ビリルビン(+鉄遊離) 脾臓
抱合・排泄 ビリルビン → 胆汁として排泄 肝臓 → 十二指腸
腸内変換 ビリルビン → ウロビリノゲン 腸管(腸内細菌)

表: 赤血球破壊後のヘモグロビン代謝経路

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次