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つむぐ指圧治療室 相模大野

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消化管で受動的に吸収されるのはどれか

問題

消化管で受動的に吸収されるのはどれか。

  1. カルシウムイオン
  2. ブドウ糖
  3. ナトリウムイオン

解答: 1(水)

解説

  1. 正しい。水は消化管において浸透圧差に従って受動的に吸収される。水の分子が溶質濃度の高い方へ移動する。エネルギーを必要としない受動輸送に分類される。溶質(Na⁺など)が能動輸送されると浸透圧勾配が生じ、それに従って水が移動する仕組みである。
  1. 誤り。Ca²⁺は活性型ビタミンDの促進下で能動輸送により吸収される。
  1. 誤り。ブドウ糖はSGLT1によるNa⁺との共輸送(二次性能動輸送)で吸収される。
  1. 誤り。Na⁺はNa⁺-K⁺ ATPase(ナトリウムポンプ)による能動輸送で基底膜側に汲み出される。

ポイント

  • 受動輸送(拡散・浸透)はエネルギー不要、能動輸送はATPなどのエネルギーが必要である
  • 覚え方のコツ: 「水は流れに任せる(受動)、イオンはポンプで汲む(能動)」
  • 関連知識: 能動輸送に対して拡散や浸透を受動輸送と分類する。
  • よくある間違い: Na⁺との共輸送で吸収されるブドウ糖を「受動的」と混同しやすい
移動様式 エネルギー 方向
拡散 不要(受動) 高濃度→低濃度 O₂、CO₂の移動
浸透 不要(受動) 低張側→高張側(水) 消化管での水吸収
能動輸送 必要(ATP) 低濃度→高濃度 Na⁺-K⁺ポンプ
膜動輸送 必要 膜の変形による 食作用、開口放出
濾過 圧力差 高圧側→低圧側 糸球体濾過

表: 物質移動の様式

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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