MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

細胞外液について正しいのはどれか

問題

細胞外液について正しいのはどれか。

  1. 体重の60%を占める。
  2. 最も多く含まれる陽イオンはナトリウムイオンである。
  3. 細胞内液よりも浸透圧が高い。
  4. 間質液と血漿の蛋白質濃度は等しい。

解答: 2(最も多く含まれる陽イオンはナトリウムイオンである。)

解説

  1. 誤り。体重の60%は体液全体の割合である。細胞外液は体重の約20%(間質液約15%+血漿約5%)にすぎない。
  1. 正しい。細胞外液では陽イオンとしてはNa⁺が約90%を占め。細胞外液のNa⁺濃度は約140mEq/Lであり、主要な陽イオンとして浸透圧の維持に重要な役割を果たす。これに対し細胞内液の主要陽イオンはK⁺である。この内外の差はナトリウムポンプ(Na⁺-K⁺ ATPase)によって維持されている。
  1. 誤り。細胞外液と細胞内液の浸透圧は等しく保たれている(約290mOsm/L)。細胞膜は水を通す半透膜であるため、浸透圧差が生じれば水が移動して速やかに平衡に達する。
  1. 誤り。間質液は血漿よりも蛋白質濃度が著しく低い。毛細血管壁はタンパク質のような大きな分子を通しにくいためである。

ポイント

  • 細胞外液の主要陽イオン=Na⁺(約90%)、細胞内液の主要陽イオン=K⁺である。
  • 覚え方のコツ: 「外はNa(ナトリウム)、内はK(カリウム)」と対比で覚える。「ソトナカ=Na-K」と語呂合わせする方法もある。
  • 関連知識: Na⁺-K⁺ポンプは常時ATPを消費してNa⁺を細胞外へ、K⁺を細胞内へ輸送し、この濃度差を維持している。
  • よくある間違い: 体液全体(60%)と細胞外液(20%)の数値を混同しやすい。また、間質液と血漿のイオン組成は「ほぼ等しい」が、蛋白質濃度は異なることに注意する。
体液区分 体重比 主要陽イオン 主要陰イオン
細胞内液 約40% K⁺ HPO₄²⁻、タンパク質
細胞外液(間質液) 約15% Na⁺ Cl⁻
細胞外液(血漿) 約5% Na⁺ Cl⁻、HCO₃⁻

表: 体液の区分とイオン組成

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次