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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞外液について正しい記述はどれか

問題

細胞外液について正しい記述はどれか。

  1. 体重の約5%を占める。
  2. 細胞内液よりタンパク質が多い。
  3. 細胞内液よりカリウムが多い。
  4. 海水と似たイオン構成である。

解答: 4(海水と似たイオン構成である。)

解説

  1. 誤り。細胞外液全体は体重の約20%(間質液約15%+血漿約5%)を占める。体重の約5%は血漿だけの割合である。
  1. 誤り。タンパク質イオンは細胞内液に多く含まれる主要な陰イオンの一つであり、細胞外液の方が多いわけではない。
  1. 誤り。カリウムイオン(K⁺)は細胞内液に最も多い陽イオンであり、細胞外液では低濃度である。細胞外液で最も多い陽イオンはNa⁺である。
  1. 正しい。体液には、太古の海水のように多数の陽イオンと陰イオンが溶けている。細胞外液はNa⁺とCl⁻を主要イオンとする組成で海水と類似している。これは生命が海水中で誕生した進化の歴史を反映しているとされる。細胞外液は間質液(体重の約15%)と血漿(体重の約5%)に分けられ、両者のイオン組成はほぼ等しい。

ポイント

  • 細胞外液のイオン組成は太古の海水に類似しており、Na⁺とCl⁻が主要イオンである。
  • 覚え方のコツ: 「細胞外液=海水の名残」→Na⁺とCl⁻が主役。「体重の20%=細胞外液(15%間質液+5%血漿)」と数字をセットで覚える。
  • 関連知識: 血漿と間質液のイオン組成はほぼ等しいが、細胞内液とは大きく異なる。
  • よくある間違い: 「体重の約5%」は細胞外液全体ではなく血漿の割合である。細胞外液全体は約20%であることを混同しないように注意する。
体液区分 体重比 主要陽イオン 主要陰イオン
細胞内液 約40% K⁺ HPO₄²⁻、タンパク質
細胞外液(間質液) 約15% Na⁺ Cl⁻
細胞外液(血漿) 約5% Na⁺ Cl⁻、HCO₃⁻
細胞外液(合計) 約20% Na⁺ Cl⁻

表: 体液の区分とイオン組成

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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